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2023.3.9(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比178.96円高と5日続伸。前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の米下院での議会証言が前日同様タカ派的な内容だったことや、朝方発表された2月のADP全米雇用リポートも事前予測を上回り警戒された。ただ、主要株価指数が引けにかけて戻り足となり、これを引き継ぐ形で東京市場も強気優勢に傾いた。日経平均は朝方に300円近く上昇する場面もあったが、あすのSQ算出や日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に、買い一巡後は上げ幅を縮小している。

  • 米労働省が9日に発表した3月4日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万1000件増の21万1000件となった。ロイターがまとめた市場予想は19万5000件だった。予想を超えて増加したものの、申請件数は前週まで7週連続で20万件を下回っており、基調的には労働市場の引き締まりが示されている。

  • 米国株式市場は銀行株主導で下落して取引を終えた。10日発表の雇用統計が米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げにつながるとの懸念が重しとなった。ナスダック総合は2%超、S&P総合500種とダウ工業株30種も2%近く、それぞれ下落した。S&P500銀行指数は6.6%安。一時は昨年10月半ば以来の安値を付けた。テクノロジー業界を主要な取引先とする金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループが前日、資金繰りに苦しむ新興企業からの預金減少を乗り切るため17億5000万ドルの株式売却を発表したことを受け、他の銀行株にも売りが広がった。

↓3/9(木)経済指標をまとめました。

2023/3/9

今後の重要イベント

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