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2023.11.1(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比742.80円高と大幅続伸。きょうの東京市場はリスクオンが鮮明となり、日経平均は朝方高く始まった後も一段と水準を切り上げ、高値圏で終日強含みに推移した。前日の欧州株市場が総じて高かったほか、米国株市場でも主要株価指数が揃って上値を指向、東京市場もこの流れを引き継いだ。また、前日の日銀金融政策決定会合後に外国為替市場で1ドル=151円台後半まで円安が進行したことも輸出株を中心に追い風材料となった。そのなか日経平均は先物主導でインデックス買いが入り、上げ足が助長された形だ。個別株は決算発表の結果によって明暗を分けたが、きょうは好決算を評価する買いが目立つ地合いとなった。

  • 中国株はほぼ横ばいで終了した。高級酒国内最大手の貴州茅台が急伸し相場をけん引したが、軟調な中国製造業指標が重しとなった。

  • 欧州株式市場は3日続伸して取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控えていた中で、小売株やヘルスケア株が上昇したのが全体相場を押し上げた。

  • 米連邦準備理事会(FRB)は10月31日─11日1日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%で据え置いた。決定は全会一致。パウエルFRB議長がFOMC後に行った会見の内容は以下の通り。
    *引き続きデュアルマンデートにしっかりと焦点を当てる
    *政策スタンスは制約的
    *引き締めの完全な効果はまだ感じられない
    *これまでの道のりを踏まえ、不確実性の中、慎重に進めている
    *データ全体とリスクバランスを考慮して判断
    *経済は予想を大きく上回って拡大
    *労働市場は依然逼迫
    *労働市場の需給バランスは引き続き改善

  • 米国株式市場は続伸し、ナスダック総合は1.6%高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)はこの日まで2日間の日程で開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決定した。追加利上げの可能性を排除しなかったものの、市場では利上げサイクルが終了したとの楽観的な見方が浮上した。FRBは声明で「金融政策が経済活動やインフレ、経済・金融の動向に影響を与えるまでのラグ」を踏まえ、追加措置を検討する上で過去の利上げの影響の進展を注視しているとした。

↓11/1 (水) 経済指標をまとめました。

2023/11/1

今後の重要イベント

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