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2023.7.13(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比475.40円高と大幅反発。朝方こそいったん値を消す場面があったものの、その後は一貫して上値を追う展開となった。後場に入ると一段高で500円超の上昇をみせ、3万2000円台半ばまで水準を切り上げた。前日の欧州株市場が全面高だったほか、米国株市場でも発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が市場コンセンサスを下回ったことから、FRBによる金融引き締め長期化への警戒感が後退、ハイテク株を中心に投資資金が流入した。これを受けて東京市場でも半導体関連をはじめハイテク系グロース株に買いが集まり、先物主導のインデックス買いも加わって全体を押し上げた。外国為替市場で急速に進む円高は警戒されたが、朝方に1ドル=138円台前半まで突っ込んだ後はドルが買い戻され、円安方向に押し戻されたことで、セントメントが改善した。

  • ファーストリテイリングは13日、2023年8月期の通期営業利益予想(国際会計基準)を従来の3600億円から3700億円(前年比24.4%増)に上方修正した。新型コロナウイルス禍で低調だった中国も回復するなど、好調な海外事業を背景に最高益を見込む。

  • 石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、2024年の世界石油需要が前年より日量225万バレル(2.2%)増えるとの見通しを発表した。景気が逆風となるにもかかわらず中国とインドが引き続き燃料使用を拡大し、24年の増加幅がわずかな鈍化にとどまると予測した。
    23年は日量244万バレル増を予想し、6月発表の見通しから日量9万バレル引き上げた。OPECの24年需要増加見通しは、国際エネルギー機関(IEA)の予想の約2倍となっている。IEAは13日に石油需要予測を見直した。

  • 中国・香港株式市場は大幅上昇。当局の業界締め付け終了に関し新たな強いシグナルが出たことを受けハイテク株が上昇をけん引した。前日発表の6月の米インフレ率が予想以上に減速したことも地合いを明るくした。

  • 米国株式市場は4日続伸。6月の米卸売物価指数(PPI)が前年比で約3年ぶりの低い伸びにとどまったことを受けてテクノロジー株などに買いが先行した。労働省が発表した6月のPPIは前年比0.1%上昇と、2020年8月以来約3年ぶりの低い伸びにとどまり、前日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)に続き、インフレ圧力が緩和していることを示した。連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で0.25%ポイントの利上げを実施後、引き締めを停止するとの見方が強まった。

↓7/13(木)経済指標をまとめました。

2023/7/13

今後の重要イベント

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