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2024.4.2(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比35.82円高と小幅反発。朝方は買い先行でスタートし、寄り後もいったんは水準を切り上げ4万円台を回復する場面もあった。しかし、その後は買いが続かず上げ幅を縮小した。前日の米国株市場ではNYダウは安かったものの、ナスダック総合株価指数は小幅ながら高く引け、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇した。これを受け東京市場でも半導体関連株の一角が買われる展開となり全体指数を押し上げた。外国為替市場で円安に振れたこともハイテク株中心に追い風となった。しかし、買いの勢いは弱かった。機関投資家の益出しの動きが全体相場の上値を押さえ、その後日経平均は値を消す形となり、マイナス圏に沈む場面もあった。値下がり銘柄数は1300を上回り、プライム市場の8割あまりの銘柄が値を下げている。

  • 中国株式市場は小反落して引けた。中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は改善したが、軟調な地合いを脱していない。香港市場はエネルギー株とハイテク株主導で大幅高となった。スマートフォンメーカーの小米科技(シャオミ)は8.97%高と、ハンセン指数構成銘柄で値上がり率トップだった。先週発表した電気自動車(EV)が関心を集め、一時16%上昇した。

  • 連休明けの欧州株式市場は反落して取引を終えた。ヘルスケア株などの下落が相場を押し下げた。STOXX欧州600種ヘルスケア株指数は1.68%下落した。小売株指数は2.19%、不動産株指数は2.25%、旅行・娯楽関連株指数は2.22%それぞれ下げた。

  • 米国株式市場は下落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれする可能性があるとの見方が市場で出ていることが背景。電気自動車(EV)大手テスラが売られたことも重しになった。テスラが発表した第1・四半期の納入台数は前四半期比20.2%減の約38万6810台。納入台数の減少は新型コロナウイルス禍で生産停止を余儀なくされた2020年第2・四半期以来初めてだった。

↓4/2 (火) 経済指標をまとめました。

2024/4/2

Fear & Greed Index

2024/4/2

今後の重要イベント

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