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2023.5.10(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比120.64円安と反落。前日の欧州株が総じて安かったほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落し、投資家のセンチメントが弱気に傾いた。日本時間今晩に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買いポジションを高めにくく、日経平均は前日に1年4カ月ぶりの高値圏に浮上していたこともあり、目先利食い急ぎの動きを誘発する形となった。国内主力企業の決算が取引時間中に相次いで発表されたが、その内容は好悪入り交じり株価も明暗を分けている。

  • トヨタ自動車は10日、2024年3月期(今期)の連結業績予想(国際会計基準)について、営業利益が前年比10.1%増の3兆円になる見通しと発表した。資材高騰などは続くが、半導体需給改善に伴う販売増加や原価低減が寄与する。IBESがまとめたアナリスト23人の営業利益の予想平均3兆0220億円を下回っている。
    日野自動車とダイハツ工業を含むグループ全体の今期の世界小売販売計画は1138万台。トヨタ単体(トヨタ車とレクサス車のみ)の世界生産計画は10.6%増の1010万台とした。今期業績予想の前提となる為替レートは1ドル=125円(前期は135円)、1ユーロ=135円(同141円)に設定した。また、発行済株式の0.88%にあたる1億2000万株・1500億円を上限とする自社株買いを決議したと発表した。取得期間は5月18日から10月31日。

  • 米国株式市場ではナスダック総合とS&P総合500種が上昇し、ナスダックの日中高値は8カ月余りぶりの高水準となった。4月消費者物価指数(CPI)の上昇率が予想を下回ったことや、米グーグルの持ち株会社
    アルファベットが生成人工知能(AI)を発表したことを好感した。
    米労働省が10日発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比の伸び率が4.9%と2年ぶりに5%を下回り、2021年4月以降で最小となった。米連邦準備理事会(FRB)が注目している住宅以外のコアサービス価格の伸びも鈍化し、FRBが6月にも利上げを停止する可能性を示唆した。

↓5/10(水)経済指標をまとめました。

2023/5/10

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