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2023.8.16(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比472.07円安と大幅反落。寄り付き時点でフシ目の3万2000円台を割り込み、取引時間中も大台に復帰する場面は一度もなかった。前場はやや下げ渋る場面もあったが、後場に再び下げ幅を広げ、結局安値引けとなった。前日の欧州株市場が総じて下落したほか、米国株市場でも大手格付け会社による米銀70行以上を対象とした格下げの可能性が報じられ、これを嫌気して金融株中心に売りが目立った。また、中国の景気減速に対する懸念が高まるなか、東京市場でも中国関連株や景気敏感株などをはじめ値を下げる銘柄が多く、終始リスクオフの地合いを余儀なくされた。

  • 日本政府観光局(JNTO)が16日発表した7月の訪日外国人客数は232万0600人(推計)となり、2020年2月以降で初めて200万人を突破した前月から12%増と大幅に伸びた。前月は207万3300人。中国を除けば、新型コロナウイルス流行前の19年同月を超え、全体でも8割に迫る水準まで回復した。国・地域別では韓国などをはじめとする東アジア地域からの訪日外国人が増加、米国やカナダからも増え、19年の実績を超えたことが押し上げ要因となった。

  • 中国・香港株式市場は4営業日続落して終了した。7月の新築住宅価格など中国経済の弱さを示す指標や、深刻化する不動産業界の問題が重しとなった。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。中国経済が急速に失速していることを裏付ける経済指標が相次いだことを投資家が懸念し、銀行株の売りが優勢となったのが相場全体を押し下げた。

  • 米国株式市場は続落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が16日公表した7月25─26日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、利上げの必要性を巡り当局者の意見が分かれたことが明らかになった。議事要旨によると、「大部分の」政策当局者はインフレとの戦いを引き続き優先するとした一方、「一部の」当局者は過度な利上げによる経済へのリスクを指摘したという。前日に続きこの日も銀行株が売られ、S&P銀行株指数は1%下落。 バンク・オブ・アメリカ(BofA)が2.2%安と主要行の下げを主導した。

↓8/16(水)経済指標をまとめました。

2023/8/16

今後の重要イベント

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