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2023.7.12(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均は、前営業日比259.64円安と、反落して取引を終えた。朝高後は下げに転じ、マイナス圏で方向を探る展開となった。為替のドル安/円高が相場の重しとなったほか、半導体関連株の過熱感を意識した利益確定売りも先行した。TOPIXは7日続落となった。日経平均は寄り付きで小幅続伸となったが、為替のドル安/円高方向に連れてマイナス圏に転落。ドル/円は140円割れとなり139.37円付近まで下落、日経平均も400円超安の3万1791円71銭できょうの安値を付けた。その後は下げ幅を縮小し、マイナス圏での値動きが継続した。

  • カナダ銀行(BOC、中央銀行)は12日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を予想通り0.25%ポイント引き上げ、22年ぶりの高水準となる5.0%とした。利上げは2会合連続。中銀は声明文から「政策金利は十分に制約的ではない」との文言を取り下げたが、今年の成長率見通しを上方修正したほか、インフレ率の目標達成見込み時期を6カ月遅らせ2025年半ばとした。マックレム総裁は、インフレ率を中銀が目標とする2%に引き下げるために一段の利上げを実施する用意があると表明。「新たな情報で一段の措置が必要だと示唆されれば、政策金利をさらに引き上げる用意がある。中銀は入手可能な情報に基づき、その都度決定を下していく」と述べた。カナダの短期金融市場では、9月の次回会合で追加利上げが決定される確率が約40%に上昇した。

  • 欧州株式市場は4営業日続伸して取引を終えた。米国のインフレがさらに鈍化していることが確認され、米連邦準備理事会(FRB)の利上げサイクルが終盤に近いとの期待感が高まり、買いが優勢となった。

  • 米国株式市場は続伸。ハイテク株が多いナスダック総合が1%超上昇し、上げを主導した。6月の米消費者物価指数(CPI)が前年比で約2年ぶりの小幅な伸びとなり、インフレが一段と低下したことを好感した。CPIの伸び鈍化は、米連邦準備理事会(FRB)が7月に実施するとみられる0.25%の利上げを最後に休止に入るとの見方を後押しした。

↓7/12(水)経済指標をまとめました。

2023/7/12

今後の重要イベント

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