見出し画像

2023.12.13(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比82.65円高と3日続伸。きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに連日の新高値となるなど堅調だったことから、朝方からリスクを取る動きが優勢だった。注目された11月の米消費者物価指数(CPI)は市場コンセンサスとほぼ一致し、投資家心理は強気に傾いた。朝方取引開始前に発表された日銀短観も業況判断が改善し、全体相場にポジティブに働いた形だ。ただ、買い一巡後は上値の重い展開に。日本時間あす未明に予定されるFOMCの結果発表と、パウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたいとの思惑が様子見ムードを助長した。個別では半導体セクターへの買いが日経平均の押し上げに寄与した。

  • 中国株式市場は4営業日ぶりに反落して取引を終えた。香港市場も下落した。11ー12日に開催された中国の中央経済工作会議は2024年の景気回復を支えるため政策調整を強化する方針を示したが、新たな不動産市場刺激策は打ち出されず、投資家は失望した格好。

  • 岸田文雄首相は13日、臨時国会の閉会に合わせて記者会見を開き、自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー問題を巡り、信頼回復と国政の遅滞回避の観点から14日に人事を行うと表明した。人事の内容は調整中とした。「国民の信頼回復のため火の玉となって先頭に立つ」と述べ、再発防止へ向けた改革の実施も強調した。

  • 欧州株式市場は小幅続落して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による連邦公開市場委員会(FOMC)の結果と最新の経済・金利見通しの発表を控え、投資家のリスク選好心理が抑えられた。14日には欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行)がそれぞれ決定内容を発表する。

  • 米国株式市場はダウ工業株30種が昨年1月以来約2年ぶりに終値で過去最高値を更新した。S&P総合500種とナスダック総合も1%超値上がりし、今年の最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が利上げ終了を示唆し、来年に金利が低下し始めるという見通しを示したことが背景。FRBは13日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政
    策金利を予想通り5.25─5.50%で据え置いた。金利・経済見通
    しでは19人の政策担当者のうち17人が2024年末には政策金利が
    現在よりも低下するとの予想を示した。主要3指数は横ばいで推移していたが、このニュースを受けて値を上げた。パウエルFRB議長が会見で、追加利上げの可能性が低いことを示唆し、政策当局者は金利を過度に長期間にわたり高水準に維持するという過ちを犯さないことに非常に焦点を当てていると述べ、株価は急速に上げ幅を拡大した。

↓12/13 (水) 経済指標をまとめました。

2023/12/13

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?