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2024.2.1(木)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比275.25円安と4日ぶりに反落。前日の米株安を受け利益確定売りが誘発される形となった。米国株市場ではFOMC後のパウエルFRB議長の記者会見がややタカ派的な内容で、早期利下げ期待が剥落しハイテク株中心にリスク回避の売り圧力が強まった。また、米長期金利の急低下を背景に外国為替市場では1ドル=147円台を割り込む円高に振れたことも重荷となっている。決算発表や業績予想の修正に絡み大きく売り込まれる銘柄も目立ち、投資家のセンチメントを冷やした。ただ、日経平均が3万6000円台を割り込む場面では押し目買いも活発化し、後場は下げ渋っている。値下がり銘柄数は1100を超え全体の7割近くを占め、業種別でも33業種中25業種が下落し自動車や機械株の下げが目立った。

  • 中国株式市場はほぼ変わらずで終了した。前日まで4営業日続落していたが、中国造業購買担当者景気指数(PMI)の改善や政府系とみられる市場安定への取り組みが下支えした。香港市場ではハイテク大手が2%上昇し、ヘルスケア株も2.1%高となった。

  • 欧州株式市場は下落して取引を終えた。銀行や製薬銘柄のさえない決算内容が重しとなり、相場を押し下げた。STOXX欧州600種銀行株指数は1.97%下落。フランスの銀行大手BNPパリバが9.2%と大幅に下げた。2023年第4・四半期決算の純利益が急減し、25年の利益面の目標を引き下げたことが重しとなった。スイスの製薬大手ロシュは5.5%安。24年の業績見通しが市場予想を下回ったのが嫌気された。

  • 米国株式市場は反発して取引を終えた。一連の主要企業決算や2日発表の雇用統計に注目が集まっている。前日には米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて3月利下げ観測が後退し下落していた。この日は幅広い銘柄に買いが入り、主要株価3指数がいずれも上昇した。アップル、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズが引け後に決算発表を控える中、ハイテク株が中心のナスダック総合が指数の上げを主導した。

    メタは決算発表後、時間外取引で上昇。売上高が市場予想を上回ったほか、初めて配当実施を発表した。アマゾンも決算を受けて引け後に上昇した。アップルは時間外で下落。利益と売上高は市場予想を上回ったものの、中国での販売が予想に届かなかった。

↓2/1 (木) 経済指標をまとめました。

2024/2/1

Fear & Greed Index

→70    GREED

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