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2024.2.14(水)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比260.65円安と4日ぶり反落。朝方から大きく売り優勢に傾き、日経平均は後場取引中盤に370円近い下げで3万7500円台まで下げる場面もあった。前日の米国株市場では、この日発表された1月の米消費者物価指数(CPI)が市場コンセンサスを上回る強い内容だったことから、FRBによる早期利下げ観測が後退、米長期金利上昇を背景にハイテク株中心に売られる展開となりNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに比較的大きな下げを余儀なくされた。東京市場では前日に日経平均が1000円超の大幅高をみせていただけに、その反動も出やすく、一時は利食い急ぎの動きが表面化しリスクオフ一色となる場面もあった。しかし、円安などを追い風に半導体関連の一角が全体相場に逆行する形で上昇したことで、日経平均も売り一巡後は下げ渋る動きに。なお、売買代金は5兆円超と前日に続き活況を極めている。

  • 春節(旧正月)の休場明けとなる香港株式市場は上昇して取引を終えた。投資家は中国当局の国内株式市場支援策待ち。中国株式市場は今週いっぱい休場となる。

  • 欧州株式市場は反発して取引を終えた。この日発表された英消費者物価指数(CPI)のインフレ率が市場予想を下回ったためイングランド銀行(英中央銀行)の早期利下げ開始観測が強まり、買いを促した。発表された企業決算が好調だったことも相場を押し上げた。

  • 米国株式市場は反発。好材料の出た米配車大手ウーバー・テクノロジーズとリフトに買いが先行したほか、半導体大手エヌビディアが時価総額でアルファベットを抜き、米企業として3位に浮上した。AI(人工知能)用半導体で先行するエヌビディアは来週決算を控える。ウーバーは70億ドル相当の自社株買いの発表を好感し、上場来高値を更新。リフトは第4・四半期決算発表で利益が市場予想を上回り、2024年に初めてフリーキャッシュフローがプラスになるとの見通しを示したことが買い材料となった。

↓2/14 (水) 経済指標をまとめました。

2024/2/14

Fear & Greed Index

→73    GREED

今後の重要イベント

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