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2024.3.29(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前日比201.37円高と反発。前日の米株式市場では、堅調な経済指標の発表などが好感されNYダウとS&P500種株価指数が最高値を更新した。これを受け、東京市場も朝方から買いが先行する展開。前日に日経平均株価は大幅に下落したことからリバウンド狙いの買いも流入し、一時300円を超す上昇となった。業種別指数では33業種中、31業種が値を上げる底堅い展開となり、不動産や建設、鉱業、紙パ、倉庫・運輸など景気敏感株が上昇した。海運株は値を下げた。

  • 中国株式市場は続伸。不動産セクターを巡る懸念がくすぶる中、政府系投資機関の買い支えを好感した。香港市場は祝日で休場。

  • 米商務省が29日発表した2月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.5%上昇でエコノミスト予想と一致した。1月は2.4%上昇だった。前月比では0.3%上昇。エコノミストの予想は0.4%上昇だった。1月分は0.3%上昇から0.4%上昇に小幅上方修正された。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は、前年比2.8%上昇と、伸び率は2021年3月以来、2年11カ月ぶりの低水準だった。1月は2.9%上昇だった。前月比では0.3%上昇で1月の0.5%上昇(0.4%上昇から小幅上方修正)から減速した。

  • 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、この日公表された2月の米個人消費支出(PCE)価格指数は「私たちの期待に沿った」内容だったとの見解を示した。サンフランシスコ地区連銀での公共ラジオ番組のインタビューに応じたパウエル氏は「昨年下半期に得られた多くの良好な数値ほど低くはなかったものの、私たちの期待により沿っていたことは間違いない」と発言。今回の結果に「過剰に反応することはない」と述べた。今回の発言は先週の連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見内容に沿ったものだった。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は2月に前月比0.3%上昇。パウエル氏は先週、0.3%を「かなり下回る」と予想していたが、2月の結果がFRBの基本的な見通しを損なうものではないと言及した。パウエル氏は、利下げを開始する前にインフレ率の鈍化が進むことを「より確認する必要がある」と指摘。「利下げを開始するという決定は非常に、非常に重要なものだ」とし、「現在は経済が力強く、労働市場も力強い。インフレ率も縮小してきている。私たちは慎重に決定することができるし、そうする」と説明した。

↓3/29 (金) 経済指標をまとめました。

2024/3/29

Fear & Greed Index

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