見出し画像

2023.10.9(祝月)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 全米自動車労働組合(UAW)は6日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>との交渉が進展しているとして、米3大自動車メーカー(ビッグ3)に対するストライキの拡大を見送ると発表した。UAWのショーン・フェイン委員長は「われわれのストライキは機能しているが、まだ達成されていない」と指摘。フェイン委員長によると、UAWは「キャデラック・エスカレード」などスポーツ多目的車(SUV)を製造しているGMのテキサス州アーリントン工場でのストを計画していたが、GMが電気自動車(EV)用電池工場の従業員も労働協約の対象とすることで合意したという。

  • パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが7日に行ったイスラエルへの大規模攻撃を受け、現地では8日もイスラエル軍とハマス武装集団との衝突が続いた。イスラエル、ガザ地区双方の死者は500人を超え、この50年で最大規模の被害となっている。ハマスの部隊がイスラエルへの攻撃を開始したのは7日早朝。イスラエル南部に大規模なロケット弾攻撃を行い、その隙にガザから前例のない規模の複数部隊がイスラエルに侵入した。イスラエル軍によると、8日にはレバノンから迫撃砲弾が撃ち込まれた。イスラエル側もレバノンに砲撃し、衝突は拡大の様相を呈している。一連の攻撃でハマスはイスラエル人250人以上を殺害し、捕虜数十人を拘束してガザに帰還した。イスラエルはガザに猛反撃を加え、住民ら少なくとも250人が死亡した。イスラエルのネタニヤフ首相は「この暗黒の日について、強力な報復を行う」と述べた。

  • アジア時間の原油先物は急上昇。イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの衝突を受けて中東の地政学リスクが高まった。北海ブレント先物は4ドル高の1バレル=88.58ドル、米WTI先物も4ドル上昇して86.79ドルを付けた。

  • 香港では9日、台風14号(コイヌ)の影響で多くの地域で洪水が発生した。香港天文台によると、コイヌは勢力を弱め熱帯低気圧に変わったが、依然として強風と大雨をもたらしている。9日には学校が休校となったほか、香港証券取引所の午前の取引が中止された。午後には強風が和らぐと予想されており、取引が再開される予定。

  • 大型連休明けの中国株式市場は小幅安で取引を終了した。連休中の旅行に関するデータは強弱まちまちの内容で、投資家に力強い景気回復を印象付けるには至らなかった。中東情勢の緊迫化など、海外の不透明感も地合いを冷やした。香港株は上昇。中東情勢を受けた原油価格の高騰を受けてエネルギー株が買われた。

  • 米国株式市場は続伸して取引を終えた。投資家がパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの衝突に関する報道に注目する中、エネルギー関連株が上昇した。

↓10/9(祝月)経済指標をまとめました。

2023/10/9

今後の重要イベント

今後の重要イベント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?