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2023.3.24(金)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均は、前営業日比34.36円安と小幅に続落した。欧米の金融不安や利上げ継続による米経済の減速懸念が重しとなり、指数寄与度の大きい銘柄の一角や金融株が軟調だった。円高も嫌気された。一方、米ハイテク株高を好感して買われた半導体株などが指数の下値を支えた。

  • 米商務省が24日に発表した2月の耐久財受注統計で、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月から0.2%増えた。横ばいとの市場予想に反して増えたものの、1月分は大幅に下方改定された。2023年第1・四半期に民間設備投資が回復するのは難しい可能性を示唆した。

  • 欧州株式市場は続落して取引を終えた。金融部門の安定性への懸念が強まる中で、ドイツ銀行が急落するなど銀行株が売られたのが相場の重しとなった。ドイツ銀行が8.5%の下落。社債保証コストを反映する同行のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が約4年ぶりの高水準となったことが嫌気された。

  • 米国株式市場は上昇して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言を受け、銀行セクターの流動性危機を巡る懸念が和らいだ。欧州の銀行株が急落したことを受け、米主要3株価指数は序盤にいずれも大幅安となったが、切り返し、プラス圏で終了した。FRBによる利上げや銀行システムの健全性を巡る懸念の高まりなどで今週は値動きの激しい展開が続いたが、週間では主要3指数とも上昇を記録した。

↓3/24(金)経済指標をまとめました。

2023/3/24

今後の重要イベント

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