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インスタントおじさん

制作部の外山です。
「おじさんのインスタは痛い」と言われているのは承知の上、
昨春、遅ればせながら「インスタおじさん」はじめてみました。
仕事をする上でSNSの話がしばしば登場するのと、何でもいいから
「新しいことを初めてみる」ことを目的に、滞りはありますが、
なんとかもうすぐ10ヶ月。

そのネタ収集と中年の健康維持のために、週末はできるだけ
外出を増やしているこの1年。
先日は、家族+友人で「ドラえもんミュージアム」に
行こうと思いチケット予約。
ちょうどブログ担当も近かったのでネタにしようと思ったものの、
急な用事ができてしまったため断念。
そこで、脳内タイムマシンで時をさかのぼり・・・
今回は昨年末に訪問した、娯楽として楽しめるだけでなく、
企業ブランディング、プロモーションにも通ずる
「カップヌードルミュージアム(安藤百福発明記念館)」のお話です。

土曜日の夜に横浜は日の出町に用事があり、せっかくなので家族3人で
馬車道近くホテルに宿泊。
翌朝、せっかく横浜に来たので遊んで帰ろう、ということで
馬車道から海側向かいます。
そうして見えてきたのが茶色い大きな建物。近づいてみると
それが「カップヌードルミュージアム」。


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調べたわけではありませんが「面白いらしい」「子どもも楽しめる」
「オリジナルカップヌードルがつくれる」という情報は持っていたのと、
大人500円(子どもは無料!)という入場料の安さも手伝って
迷うこと無く入場。

ミュージアムだけあって、展示物もたくさんあります。
インスタントラーメンの歴史が年代ごとに視覚化された
「ヒストリーキューブ」、チキンラーメン誕生の研究小屋を再現した
「百福の研究小屋」などいろいろあるのですが、個人的には広々とした
「クリエイティブシンキングボックス」内にある「アイデアを育てる」が
お気に入り。ミニチュアの自然を動く小型カメラで大小の影絵を
つくるのですが、来場者も(暗いためか)スルーすることが多いようで
空いているのをいいことに、4-5回も見てしまいました。
(集中して写真撮り忘れ。インスタおじさん失格。興味ある方は
ぜひ行ってみてください)

展示物だけでなく、体験型のアトラクションも。
チキンラーメンを手づくりできる「チキンラーメンファクトリー」は
満席だったため、先述(オリジナルカップヌードルがつくれる)の
「マイカップヌードルファクトリー」に入場(1食300円)。
カップのデザインはカラフルなマジックで自由に。大人も子どももみんな
真剣にデザインしていました。私はチリトマ謎肉マンをデザイン。

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そして中身は、4種類のスープと12種の具材の中から4つのトッピングが
選べるので、私はチリトマスープに、謎肉、インゲン、チーズ、
そしてひよこちゃんナルトをトッピング。
パッケージだけでなく味もオリジナルというのがうれしいですね。
持ち帰り用のエアパッケージは持ち歩きの際に、宣伝効果も
期待できそうです。

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お腹が空いたら「ワールド麺ロード」へ。いろんな麺があって、
ハーフサイズ300円なので2-3杯食べられちゃいます。
「見る・つくる・食べる」カップヌードルミュージアムは、遊びゴコロの
ある世界観でいっぱい。
ミュージアムとして楽しませることはもちろんですが、企業理念を
伝えるブランディングであったり、
体験型アトラクションやキャラクターコンテンツを使った「ファン化」
プロモーションであったりは、近年流行している工場見学にも
通ずるところがありそうです。
(私はうどん・そばは、赤きつね・緑たぬき派だったのですが、どん兵衛も食べたくなってきました。これぞブランディング成功!?)

さて、またまたタイムマシンに乗り込み家につくと、
ドラえもんミュージアムのお土産がありました。

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こういったグッズも既存製品に単にキャラクターをつけるだけでなく、
そのキャラクターの個性を落とし込むというか世界観を演出するアイデアで魅力は倍増しますね。

2020年。区切りの年ではありますが、そこにとどまること無く、
規定概念にとらわれない「+アイデア」を考えていきます。できるだけ、
インスタントに。

※新型肺炎(コロナウイルス)が流行しています。
外出には十分お気をつけください。

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