未来と過去の本質は「波」である。
未来とは過去の延長であり突然変異が起こる場合は非常に稀です。
結論から言うと未来と過去は波でできています。どういうことかというとある対象をとった時にそれに関する言葉と対義語となる物事が繰り返し起きることです。
どゆこと??ってなりますよね(笑)
具体的に述べます。例えばデータ(対象)について考えるとデータは昔から今まで収束(それに関する言葉)と発散(対義語)繰り返しているのです。
コンピュータの原点はIBMが開発したThink Pad(現在はLenovoによって買収)ですが、こちらはハードディスクのサーバーによってデータを個人のパソコンで管理します。(分散)
そして時代がたつにつれUSBが生まれデータがより分散するようになります。
しかし最近ではクラウドというものが生まれサーバーが一つに集約されつつあり皆のデータが一つのサーバーで管理されるようになります。
またまたしかしここで一つのサーバーではデータがパンクしてしまうためサーバーを会社ごとに大きいものを設置するようになります。
そしてその後クラウドが量子コンピュータを筆頭にして進化していき再びデータを一つにしデータ戦争が始まって…
今回の例ではデータが一つのコンピュータから始まりみんなに与えられそれぞれがデータを持ちそしてクラウドに集約され…と波のように収束と発散を繰り返したと思います。
経済の動向もそうですよね
引用元:https://asset-formation.com/2015/02/21/economy-basic-11/
ではなぜこのようなことが起こるのでしょう
それは簡単です。常にすべての物事が最適化を図ろうとするからです。しかしそれではおかしい、最適化を図るならそれこそ波は収束していくはず。理由は異なった分野によるノイズです。
どういうことかというと人間の感情(ノイズ)や他分野の条件変化によって最適位置に変化が生じるのです。
今回は事業者にフォーカスしてみましょう。
私は経済学者ではないのでいろいろ突っ込みどころはあるかもしれませんが、例えばある経済状態からオリンピックを開催する(条件変化)と国が宣言したときにみんながこぞって外国人の流入を予想して事業展開を始め(たりゼネコンや下請け業者が契約をしようと)躍起になります。
(すると外国がきっと需要が上がるだろうと見越して物の値段を上げたり安価で契約したりして外国も活発になります。)
しかしいざオリンピックを開催したときに会社ごとに売り上げを儲けるもの損するものが表れ大量受注して失敗する会社も出るでしょう。そんな状況下でオリンピックの盛り上がりが終わった時に倒産する企業があらわたり発注しすぎなど様々な好景気の反動が表れ物価が上がります。そして会社の給料は上がらないのでお金の流通が停滞します。すると経済として負のスパイラルが始まります。
今回はオリンピックという条件が加わり波が上がると予想し事業者が何か販売しようとし多額のお金を投資します。すると競合(余計な要素という意味でノイズ)や外国人が意外と興味がない(ノイズ)などのことが起こり波は一定数上がりますが大量の商材を抱え失敗し波が下がります。
あくまで一例で仮定の話ですが経済をとっても波で成り立っているのです。
最後に
いかがだったでしょうか、日常生活は一つの物差しをもち過去からひも解いていくと波であることが多々あります。今後はいかにして負のスパイラルを短くし好景気を維持するように努めるかが課題になりそうです。
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