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目指せ、花園!日向坂ラグビー部の奇跡。

日向坂46はラグビーだ。わたしはそう強く感じている。
自分のできることでチームに貢献する自己犠牲の精神だったり、互いをサポートし合いグループで前に進む認識など、ラグビーに共通する意識がたくさん日向坂でみられる。
「主人公はいないけど全員がヒーローになれる」
ラグビーをやってたからこそ、それがうれしくて日向坂を推しているところもある。

先日、日向坂46配信ライブが行われた。
「HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!〜“22⼈”の⾳楽隊と⾵変わりな仲間たち〜」

22人。
そうです、みなさんご存じの通り15人+リザーブのラグビーチームの人数とほぼ一緒。

というわけで、ラグビーチームを組んでみた。
よくある打線組んだ、みたいなやつだ。
わたしは野球に詳しくないので、野球の打線がどれほどの重要さをもつのか、どういうポイントで組んでいるのかがわからない。

なので、わたしは日向坂ラグビー部を組むにあったって実際に試合ができて、なおかつ勝てるように実戦を前提にチームを組んだ。

昨年のラグビーW杯が非常に盛り上がったが、日本では野球サッカーにはまだまだ及ばない。読まれる方はセオリーや戦略などわからない部分もあると思うので、なるべくわかりやすくかみ砕いて説明していこうと思うのでぜひお付き合いいただきたい。
ちなみにひなあいMC若林さんがたまにいう「オーバーザートップ」はラグビーの用語だ。豆知識。

まずポジション決めにあたって、選考基準をまず定義をしておきたい。
いろいろ考えた結果、身長、50m走のタイム、『日向坂で会いましょう』における立ち回り、近いポジションの人間との関係性を主に選考基準として設けた。

それではいこう。
まずはポジションの説明から。
ポジションそれぞれ専門性が高く、わたしはバックスの選手なので、フォワードについての見解がおかしい箇所が見られるかもしれないが、大目に見て頂きたい。

ここでは大まかな分類にとどめ、細かいポジションについてはその都度説明していこうと思う。

15人でたたかうラグビーはフォワード(FW)バックス(BK)に大別される。

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FWは、キャプテンのリーチマイケル選手、小坂さんと共演した中島イシレリ選手や笑わない男稲垣啓太選手など、スクラムを組んだりコンタクト(タックルなどの接触)が起きた時にボールの奪い合いをするパワーを担当するポジション群。

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BKは、身体の小さい田中史朗選手、ナイツ塙さんに似てる流大選手、オリンピック終了後は医者の道へ進む福岡選手など、スピードなどを生かしてトライを狙うポジション群となっている。

いきなりだが、スタメンの15人を発表する。

1.3.プロップ:金村美玖、丹生明里
2.フッカー:渡邉美穂
4.5.ロック:佐々木美玲、濱岸ひより
6.7.フランカー:高本彩花、高瀬愛奈
8.ナンバーエイト:佐々木久美
9.スクラムハーフ:東村芽依
10.フライハーフ:影山優佳
12.13.センター:富田鈴花、松田好花
11.14.ウィング:潮紗理菜、小坂菜緒
15.フルバック:加藤史帆
(敬称略)

このチームは強い。残りのメンバーも交代で使って試合を運ぶとかなりトリッキーな布陣になるのではないかと予想してる。
ただまじで齋藤さんと宮田さんに運動のイメージがないのが難しかった。

それではポジションごとに見ていこう。
ここから少し長くなるので、ちゃちゃっと読みたい方は総括だけ読んでいただければ十分だ。

まずはフォワード。

フォワードのポジションはスクラムを中心にポジションを考えられる
スクラムは組んだ状態からマイボール側がボールを転がし入れるだが、このボールは誰が取ってもいい。ただ押し合ってるだけではなく、足元の攻防もスクラムでは行われているのだ。なのでマイボールをきちんと確保できるか否かで攻撃のチャンスが大きく変わってくる。それほどスクラムとは試合の大きなカギを握る重要なプレーだ

プロップ(PR):金村美玖、丹生明里

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ラグビーではでっかい身体のtheパワー系のポジションなので、どう落とし込むかという方向から考えた。
スクラムを組んだり、コンタクト(ごちゃごちゃっとしてるあれ)が起きると駆け付けてボールを確保したりするので、仕事を黙々とこなす実直な性格が求められる。そこから考えて、金村さん、丹生さんなら手堅く質の高い仕事を実行してくれると見立て、PRとなった。

フッカー(HO):渡邉美穂

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スクラムにて足でボールを掻き出したり、フォワードの中でも器用さを求められるポジション。
渡邉さんは色んなポジションの可能性があったので少し迷った。
プレー面では、ドレッドへア―の堀江翔太選手のようにパスもできたり、キックを使ったり選択肢の豊富なプレーをフォワードの位置で期待したい。
さまざまな状況において金村さん、丹生さんの埼玉3人組の連携も考えて、HOというポジションに落ち着いた。

ロック(LO):佐々木美玲、濱岸ひより

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スクラムの結束力を強くするためやスクラムは縦に長いほうが有利とされることから背が高い人が選出される。
ではなぜ佐々木久美さんや高橋未来虹さんを選ばなかったのか。
隣同士のポジションで連携の為にもペアにしたかったので、佐々木美玲さん、濱岸さんという結果になった。

フランカ―(FL):高本彩花、高瀬愛奈

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スクラムを組むときは横に肩をつけるだけなので自由度が高く、スクラムブレイクからいち早く動き出し、たくさんのプレーに絡むことができるので運動量が必要となる。運動量は練習である程度どうにもなるので、注目したのはサポート力と判断力。
高本さんと高瀬さんの観察眼はこういうシチュエーションで最も発揮されると思い、FLになった。
あと単純に高本さんがスクラム組んでるのっておもしろいから、顔が見えるこのポジションにしたかった。

ナンバーエイト(No.8):佐々木久美

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わかりやすくいうとチームの最強選手。
フォワードをまとめるリーダーシップ、日本代表キャプテンリーチマイケル選手と同じポジションということで佐々木久美さんに決定した。
スクラムのいちばん後ろなので、試合中に気づいた細かいところを修正をしてくれるだろう。

ここからはバックス。

サインプレーのマクロ的ムーブや俊足を生かしたランニングやステップワークで相手を抜き去る個人技のミクロ的ムーブでトライを狙うポジションだ。
相手のディフェンスの穴を見つけ、いかに迅速にそこへボールを運ぶかなどゲームメイクも求められる

それではいこう。

スクラムハーフ(SH):東村芽依

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フォワードが確保したボールをバックスにつなげるパスのスペシャリスト。
地面のボールを早く拾えるため、背の小さい選手が選ばれることが多いので東村さんにぴったりのポジションだ。
また、本人も足が速いので密集のサイドを鋭く切り込んだり自分で持ち込む選択肢があるのも強い。

フライハーフ(FH):影山優佳

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つねにボールに関わり試合展開をコントロールするチームの指令塔。
サッカーへの情熱からわかるように、戦術、状況判断、試合構成など試合に関する采配を任せることができる。いちばん最初に決まったと思う。
明るい性格からどのメンバーともコミュニケーションが取れ、スムーズな試合運びができるので、このポジションは適任だ。

センター(CTB):富田鈴花、松田好花

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プレーを組み立てていく中で、1次攻撃で相手ディフェンスへ切り込んでいく段階攻撃の起点となるポジション
ひなあいで見る限り、富田さんはここしか考えられなかった。そこから花ちゃんズへと自動的に決まった。攻撃に彩りを添えてくれる2人。
松田さんの展開に気づく嗅覚は、ある程度外側のポジションで生かされると思うので、片側にバックスラインを引く場合は、富田さんが内、松田さんが外というポジショニングがいい。
その嗅覚で、切り込んだ富田さんはタックルを受けながらするオフロードパスできる位置に松田さんはいてくれると思う。

ウィング(WTB):潮紗理菜、小坂菜緒

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フィールドの大外から、快足を生かし得点を狙うトライゲッターの花形ポジション。
もちろん潮さんはそれもできる。がしかし潮さんのウィングの性格は実に献身なサポートに終始すると思う。
ボールをもらってフィールドを切り裂くのではなく、花ちゃんズが抜けた外からパスをもらって運ぶフィニッシャーのようなプレーになるのではないかと考えている。

バックスは広いほうにラインと呼ばれる列を形成し、順々にパスをつないで展開していくのだけど、小坂さんのWTBはその順々のなかに顔を出し、内に返したボールで隙間を縫うようなランニングを見せてくれると思う。

フルバック(FB):加藤史帆

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サッカーで言えばゴールキーパーのような、ディフェンス面では、バックスラインが突破されたときにそれらを止める最後の砦。わたしもこのポジションだ。
加藤さんの運動能力をもってすれば、絶対的安心感のあるFBになれると思うが、わたしが求めているのはそこではない。

つねにすべての選手の後ろに立ち、フィールド全体を見ることができる最前線から離れたポジショニングをするためじつは、攻撃時FBは非常に自由なのだ。おおげさに言えば、好きなタイミングで攻撃に参加できる。
加藤さんの高い身体能力と発想力で、自由奔放な攻撃が見られるはずだ。

夢中になって書いていたら、3500字を優に超えた。
本当は交代メンバーなどについて話したかったが、さすがに切り上げるとしよう。

総括

イメージを総括すると、日向坂ラグビー部は影山さんの采配の元、どのポジションからでも得点が狙える超攻撃型ラグビーがイメージできた。
フランス代表のような次々にサポートが湧いてくるシャンパンラグビーのような、息をつかせる間も与えないような矢継ぎ早の攻撃。アイシールド21で育ったわたしの大好きなタイプだ。

いつか乃木坂でチーム作って試合させてみたいな。
新進気鋭の日本代表vs世界最強のニュージーランド代表のようなビッグマッチ。わくわくすんな。

おしまい。

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