ままならない身体。/2020.7.4
久々にトレーニングを再開した。
トレーニングノートを見たら、去年9月3日が最後だったので、約10か月ぶりとなった。
痩せに痩せた身体みてそろそろと決意。
10か月トレーニングしないことが今までなかったので、いま自分の身体がどんな状態なのか、初めての体験でけっこう楽しみにしてた。
いままでゴールドジムに通っていたけど、徒歩5分くらいの距離にエニタイムフィットネスができたので、そっちに通うことにした。
マシンや設備がゴールドジムの1/3程度の充実度だけど、やりたい種目に不自由しなさそうだから特に問題はなかった。
近いっていいな。
気持ちの用意なく行ける。
入り口で電子キーをかざして入るタイプで、そこから靴も履き替えずにトレーニングできるので、持ち物も最低限で済む。
快適すぎる。スマホだけ持ってコンビニ行くようなもんだ。
ジム通いを検討してる人は迷わずアクセスから考え始めたほうがいい。
鍵をかざして、入館。
2,3歩歩いたところでブザーがでっかく鳴ってちょっとびっくりしたけど、検温済ませて靴を履き替える。
いざトレーニング開始。
ランニングマシンでウォーミングアップをしつつ、ノートを見返して、あんとき大体これくらいか、今日は久しぶりだから全身をなんとなく流す程度で、やってみた具合で決めていこうなんて考えながら、まずは懸垂をやろうと思い、バーを握りぶら下がった。
「身体すげえ重い…」
体感の自重が重すぎる。トレーニングやめて5㎏体重が落ちたんだぞ。
なんとか身体を持ち上げてやっとこさ5回できた。
以前10回以上できてたのに、この体たらく。
身体に力が入らない。
筋繊維に回線が供給されてなくて、脳の指令通りに身体が行動してくれない。
汗腺も機能してないのか、汗もそんなにかかない。
頭も痛い。
自粛生活でなまりきったのは、臓器も例外じゃなかった。
急激な血圧の上昇に耐えきれず、脳の血管が悲鳴をあげてる。
鼓動の回転数に応じて、疼痛もひどくなってくる。
これだよこれ。
痛い、苦しいのネガティブな感覚。手の届く範囲を拡大して、快適に生きられるよう進化した文明の中で人間が排除してきた現代では得難い、肉体感覚。
スポーツばかりしてきた人生だから、こっちの感覚のほうが親近感があって馴染みがある。
もう心が折れかけてる。集中力もなくなってる。
wi-fiつないじゃってるもん。twitterなんか覗いちゃったりして。
これはよくない。
これはもうしょうがないと受け入れつつまずまずの内容を1時間ほどこなし、トレーニング終了。
やっぱり運動は楽しいな。明日の筋肉痛が楽しみだ。
帰りにアイスと豆乳を買って帰った。
おしまい。
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