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静岡県はロシア論

新幹線で東京から京都/大阪に行くときに感じるのが静岡県の長さ

天気が良くて元気もあれば富士山きれいだなとか浜名湖素敵だなとか楽しめますが、疲れてたりする場合この長い区間をどうやり過ごすかで悩みます。一番無難なのはスヤスヤ眠ることです。のぞみが新横浜を出たあたりでウトウトして眠りについて浜名湖あたりで起きて、ぼーっとしながら関ケ原古戦場や佐和山城跡を眺めている間に頭もはっきり目覚めてきたあたりで京都/大阪に着く…というのが自分の一番好きなパターンです。とにかくのぞみで東京から京都/大阪に行く際は長い長い静岡県の区間をどう過ごすかというのが私のいつもの課題です。

飛行機で個人的にそれと似ていると思うのがTS(シベリア経由)という日本から欧州に行く最短ルートです。

最短と行っても東京からモスクワやヘルシンキで10時間前後かかります。日本を出発してひたすらロシアを横切って欧州の各都市を目指します。座席のモニターで飛行機が今どの辺を飛んでいるのかリアルタイムで見ることができますが所要時間のだいたい多くはロシア上空です。ロシアが広すぎるせいでフィンランドやエストニアに行ったとしても上空を通過した国はロシア1国のみという事になります。モスクワやペテルブルグになると隣国という事になります。

一番東京寄りの熱海がウラジオストクで、2大都市の静岡がモスクワで浜松がペテルブルグだとすると

伊豆はサハリンとカムチャッカ、三島がイルクーツクで沼津がノボシビルスクで富士がエカテリンブルグ…ちょっと静岡-浜松間が窮屈ですがそう見えない事もない…

その基準でロシア以遠も比定するとヘルシンキは豊橋でドイツは名古屋でフランスとイタリアが京都で英国が大阪というのはどうでしょうか。…思いついたときはぴったりはまると思ったのに当てはめてみると案外無理がありましたというお話でした。

※タイトルの画像はウラジオストクで見かけたホストクラブか何かのお店の広告です。

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