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【テラスハウス】誹謗中傷した側を赦す母響子さんと、オードリー若林さん無言の抗議?

誹謗中傷した側の苦悩と、それを赦す響子さん

昨日の7/14、毎日新聞の記事でこんなのがあった。

誹謗中傷を書き込んだ側本人たちの苦悩だ。
いつかはこういう声が上がってくるだろうと思っていた。

NPO「あなたのいばしょ」に寄せられた相談は10件、10~30代の男女、そのうち8件は女性だったという。

その相談内容は

「私は生きていていいのか」と自責の念に駆られる者
「情報開示されて人生終わるかな」という自己保身的になり逮捕を恐れる者

NPO代表の大空幸星さんは相談者に寄り添いながらも、両者ともに「画面の向こうに人がいるのだという想像力が欠落している」と言う。更に同氏はこう話す。

 「背景には、友達関係や家庭環境に深刻な問題がある人たちもいます。加害した側を追い詰めるのではなく、彼ら彼女らが抱えるものも想像してほしい」

大空さんが言うように、誹謗中傷した側の抱える闇を想像してみた。
想像してみたのだが、だからといって何なのだろう。確かに苦悩するのは理解する。
だから彼らを責めてはいけないよ、という事なのだろうか。

なにかモヤモヤしながらこの記事を読み進めた。

誹謗中傷を行った者たちの懺悔のメールは、花さんの母響子さんの元へも直接送られていたようだ。
響子さんは自身に来たそのメールを読み、「中傷した人も助けを求めている」と言う。
その上で、響子さんの言葉にとても感銘した。

「責任を感じているのなら、生きて、一生十字架を背負って、全力でつらい思いを克服したら、SNSの使い方を学び、全力で幸せになってほしい」

娘に向けて直接誹謗中傷をしていた彼らに対してこんな言葉を投げかける。

どんな苦悩や葛藤があったらこの言葉を吐けるのだろう。そしてこの言葉でどれだけの人が救われる事だろう。
想像の遥か上をいく響子さんの言葉に驚愕した。
そして響子さんはSNSを辞めるのが正解ではないとし、SNSでの誹謗中傷を減らすべくNPO設立を検討しているという。

響子さんは中傷してしまった人を赦しながらも、SNSの闇を根本から解決しようと行動を起こしている。

制作側の責任追及 

そして一方では先程、響子さんがBPOに人権侵害で申し立てを行ったニュースが出た。

誹謗中傷を行った人間が直接手を下したのは紛れもない事実だが、その火種を意図的に作り出したのは制作側でもう間違いないだろう。

ここまで証拠を突きつけられたのにも関わらず、未だに社内調査とやらの発表もない。

響子さんはツイッターでこう呟いた。

娘を亡くしながらも、真の原因をしっかり冷静に分析し、二度と繰り返さない為の根本対策を二つの面からしっかりと向き合い、行動している。

響子さんのツイッターでの呟きは、毎日の苦悩がひしひしと伝わってくる。自暴自棄になりそうになりながらも、ギリギリのところで踏ん張っているのだと思う。

この事件を追っていて思い始めたが、解決の糸口になるのは響子さんの行動如何に懸かってきているような気がしている。

僕のこの記事も多くに人の目に触れ、響子さんの思いや活動が一人でも多くの方に知られるのを願う。

オードリー若林さんの抗議? 

それからこんな記事も出てきた。

僕の大好きな芸人さん、オードリーの若林さん。

そして「たりないふたり」若林さんの相方、南キャン山ちゃん。

山里さんはとにかくテラスハウスで身を粉にして出演者をバサバサ切り倒していたせいか、同時にこの事件が起きてから他のスタジオメンバーよりも矢面に立たされる事が多かった。

事実花さん訃報直後の山里さんのツイッターは荒れまくったし、ちょっと別の事を呟こうものならとにかく攻撃されることが多かった。

事件前かなり更新頻度の高かったツイッターは、ほぼ自身の出演番組の告知だけになってしまった。

さらに彼を苦しめたのは、奥様蒼井優さんのお気に入りのニットを洗濯機で縮ませてしまったというTVの番組での一幕が、コスチューム事件を彷彿させるとして炎上してしまった事だ。

山里さんがここまで叩かれるのは正直つらい。

芸人さんとして好きなので応援しているが、正直これはちょっと迂闊だったなあと思う。てかこの記事の写真悪意あるな。

テラスハウスでバサバサ切っていた件に関して言うならば、共演者ですらスタッフから伝えられていなかったやらせを、更に編集した映像で見ている山里さんに「このシーンやらせなんですよ」とスタッフから説明を受けていたとは考えにくいと思う。

そんな状況の山ちゃんがいる一方で、若ちゃんが出演している番組「セブンルール」を降板したというニュースが出てきた。

同番組はテラスハウスのプロデューサー松本彩夏氏が手掛けており、若林さんが無言の抗議を行っているのではないか、という憶測が飛び交っている。

真意は本人にしかわからないし、若林さんに聞いた所で

「いや全然違いますけどね」

と飄々と言いそうなもんだが。いや、きっとそう言うだろう。
けど、そうだったとしたらいいな。と思った。

時が経つにつれ、やはり事態は少しづつ動き続けている。
その背景にはこの事件を通してそれぞれの思いと、その行動が原動力になっているのではないかと思った。

響子さんの言うようにこの事件が風化せず、真実が世に知れ渡り、世の人がインターネットとの向き合い方を改めて考え直すキッカケになって欲しいと願うばかりだ。

以上。

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