Lomokie Diary #41🇬🇭「国際ボランティアデー2023」

2023年11月25日 03:26

【12月5日国際ボランティアデー】
「国際ボランティア・デー（IVD）」は、1985年に国連総会によって定められた国際的な記念日です。ボランティア団体や個人がボランティア活動を推進し、各国政府によるボランティア活動の支援を促し、地域、国、国際レベルでの持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けたボランティアの貢献を評価する機会となっています。

UNV(国連ボランティア計画)のホームページ

上述の国際ボランティアデーを記念し、11月17日(金)、ガーナの首都アクラ近郊にて学校保健にかんするイベントが行われました。

主催者はKOICA🇰🇷(韓国のJICAみたいな機関)で、参加者はJICA🇯🇵・Peace Corps🇺🇸(米国のJICAみたいな機関)・UNV🌍(国連ボランティア)。JICAからは、保健系隊員を中心に、8名が参加しました。

イベントの内容は"近隣小学校の1年生、2年生(計8クラス)を対象に手洗い・歯磨きについての啓発活動を行う"というもので、会場は、首都アクラから車で東に約30kmほど行ったところにある小学校。

みんなでワイワイとバスに乗って向かいました。ほかの団体に所属するメンバーとはこのバス車内で初顔合わせ。

揺られること1時間強。到着するやいなや、子どもたちのパフォーマンスに圧倒されました。思わず体が動き出す太鼓のリズム、カラフルな衣装、明るく力強い歌やダンス。めいっぱいのガーナを感じるおもてなし！

開会式を終えて集合写真を撮った後、ボランティアは2人もしくは3人グループにわかれて各クラスに配置されました。私がペアを組んだのはUNVに所属する韓国人の女性で、我々の担当クラスは2年B組。

教室に入って簡単な自己紹介をしたのち、
「じゃあ後はよろしく！」と担任の先生からバトンをもらっていざスタート。

数日前のオンラインミーティングで指導内容はざっくり聞いていたものの、会場に向かうバスの中ではじめましてをした人とチームティーチングをするというのはなかなかのチャレンジです。

相方「わたし歯磨き指導するから、手洗い指導お願いしてもいい？」

その場で役割分担をし、お互いの名前すらちょっとあやふやな状態で、連携プレーが始まりました。

相方が歯磨き指導をしている間、机間巡視と写真撮影をしつつ、頭の中は"この後の手洗い指導なにしよう?"でいっぱい。

そして私の番。KOICAから配布された資料に従って"手洗いとは何か？手洗いはなぜ必要か？"と投げかけた後は、協力隊の派遣前訓練期間に作成したオリジナルの手洗いソングを紹介しました。

一人の児童に前に出て実演してもらった(下の写真)のは、担任の先生のアイデアです。ほかの子どもたちと私が歌うのにあわせて、Wash your hands♪。空中で手洗いを模するよりも、ずっと分かりやすくていいですね。今度任地でも取り入れてみようと思います。

実はこれまで歯磨き指導の経験がなかったLomokie。土壇場で手洗い指導を担当することになった偶然には感謝です。相方と事前に打ち合わせができたらより効果的な指導ができただろうとおもいますが、現地の先生方や子どもたちの協力のおかげで、なんとか無事に終えることができました。Ayekoo!!(おつかれ!!)

講堂に戻ると、再びダンス。

その後は、みんなでフライドライスを食べながら情報交換をしました。お互いの所属団体やボランティア活動についてはもちろん、「首都圏内でおすすめのレストラン教えて〜」など、有意義な時間でした。本当は「高校の修学旅行、韓国だったんですよ〜」からもう少したわいもない話を広げたかったところですが、訪れたスポットの名前をすっかり忘れておりそれは断念。

この地で出会った仲間との縁を、今後も大切にしてゆきたいものです。

来年も機会があったらぜひ参加したいと思います。

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これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊まこし

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