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Lomokie Diary #30🇬🇭「あたまかたひざポン!」

先週の木曜日
その日は太陽が昇る前から雨が降っていました。

いつもであれば7:45頃には朝の会が始まるところ、8:00になっても何も始まらない。というか人がいない。来ていたのは、先生は私を含めて2人、生徒は各学年3人ずつほど。

"雨の日の学校はこんな感じだよ"と先輩隊員さんから聞いていたとおりの状況です。

静寂
そして涼しい

いつものごとく各教室に顔を出してGood morning!していたところ、とあるクラスの児童から「手洗いソング歌ってー!」とリクエストがありました。この前やったのを覚えていたようです。嬉しい! cf.#28🇬🇭↓

担任の先生はまだ出勤しておらず授業もなにも始まりそうになかったので…
「よし、準備はいい?」
さぁ今日もはじまりました手洗いの時間。

自分作の替え歌が広まるかつ子どもたちが笑顔で歌っている様子はなんとも嬉しいものです。

そして次なるリクエストは「なにか日本の曲教えて!!」

よし。

その時がきたらやろうやろうと思っていたのが…
「あたまかたひざポン!」

そしてこれが大ヒット!
予想を遥かに上回る盛り上がり!
最終的には40人近い子どもが私を取り囲んでおり、少なく見積っても50回は歌いました。

同じようなからだあそびの歌が英語ver.で2種類、Dangme語ver.でも1種類はあります。だから子どもたちには馴染みがあったのでしょう。リズムもわかりやすいし。

気づいたら雨は止んでいて、先生方もみなさん出勤していました。そしてようやく朝の会。

その後は小学3年生と4年生の担任の先生から
「さっき歌ってた曲うちのクラスでやってほしい」と言われまして…
2学年合同の「あたまかたひざポン!」
ここでも10回は歌いました。

「あたまかたひざポン!」
あたま、かた、ひざ、ポン!
ひざ、ポン!ひざ、ポン!
あたま、かた、ひざ、ポン!
め、はな、みみ、くち!

次はもっとスピードアーップ!


子どもたちは覚えるのが本当に早くて、あっという間に私の補助なしでも歌えるようになりました。むしろ、「Lomokieは黙ってて。私たちだけで歌えるから!」と。すごいなぁ。

休み時間も
「あたまかたひざポン!」

放課後も
「あたまかたひざポン!」

ポン!

ようやく帰宅〜今からパソコン仕事するぞ〜〜と思ったら近所に住む子どもたちが5人ほど寄ってきて、
「あたまかたひざポン!」

途中途中「手洗いソングやろう!」と言われたり、アンペ(ガーナの女の子たちが大好きな遊び)を挟み挟みしながらの大合唱。

その日だけで100回は歌いました。

学校保健隊員とは名ばかりで(手洗いソングは保健指導の一部だけど…)、この日は完全にうたのおねえさん。Sing Sing Sing!

なんならこの翌日には中学生からも
「昨日小学生と歌ってたやつ教えて!」
と言われて
「あたまかたひざポン!」


日によっては、朝6:00前にもかかわらず「Lomokie! Come!!」「あたまかたひざポン!」と家のドアをノックされることも。準備できてないからちょっとまってて!と言っても、5分も経たぬうちに再び「Come!!」
もちろん嬉しいしその様子はかわいいですが、私にも私の都合ってものがあったりなかったりするわけで。


そんなこんなで今日も私は歌います。
「あたまかたひざポン!」

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これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊 まこし

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