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Lomokie Diary #55🇬🇭「ケンテ祭り2024」

任地のお祭りから1週間後の8月10日(土)、ボルタ州のAgotime(アゴティメ)で開催されたケンテ祭りに参加しました。

任地からは乗合バス40分+乗合タクシー2時間
1週間にわたるお祭り
今回参加したのは土曜日

ケンテとはガーナの伝統織物で、アシャンティ州とボルタ州で盛んに生産されています。一般に、アシャンティケンテ(アシャンティ州)の方が色彩豊かで、エウェケンテ(ボルタ州)の方が落ち着いた雰囲気があるとのこと。
今回は、エウェケンテのお祭りです。


お祭りのあれこれ

1.パレード見物

まずは、パレードを見物。各氏族ごとに町を練り歩いてお祭り会場へ向かいます。

頭の上にケンテ
身に纏っているのもケンテ
12ヤードのケンテをからだに巻き付けるのが、
男性のフォーマルスタイル
女性もケンテを纏って踊ります
どの氏族も管楽器はラッパ1本で、メインは太鼓🪘銃の発砲も数回程度で、落ち着いた印象
各氏族のチーフ(?)による、圧巻のパフォーマンス
子どものおんぶもケンテ布


2.お祭り会場にて

お祭り会場に到着すると、たくさんのテントが張られ、人・人・人。ケンテ屋さんのブースがたくさん設置されており、思い思いにお買い物を楽しみました。

お祭り会場
ケンテ布
ケンテ布のポーチ
ケンテ布の帽子
細長いケンテ布は
肩にかけたり飾ったり
ひとつ買ってみたはいいけど、どう使おうか
ケンテ布のスモック
青系統が多くて涼しい
先日産まれた甥っ子へのプレゼント!

会場周辺にもたくさんのケンテ屋さんがあり、帰り道もケンテ・ケンテ・ケンテ。

ケンテ布のスモック(男性用)
ケンテ布のスモック(女性用)


3.そのほか見たもの

町中の壁にケンテを着た人々のイラストが
描かれています
織物工房(ケンテ布誕生の場)を外から見学

エウェケンテの魅力を存分に味わった一日でした。お祭りに誘ってくれた2023-1次隊のみんなに大感謝!

4.ホ(Ho; ボルタ州の州都)

お祭りの前後は、ホに住む隊員仲間の家に泊めさせてもらいました。ひとの任地にお邪魔すると見えてくる、暮らしの違い。
私の任地は、だだっ広い平野で、町中の主な交通手段は徒歩。ホは、起伏があり、町中の主な交通手段のひとつはキャンドゥ(トゥクトゥク)。山に旅情をかきたてられるのは、関東平野に暮らしていた茨城県民時代とおんなじ。
私の任地の現地語はダンメ語で、ボルタ州の現地語はエウェ語。私が知っているエウェ単語は「アッペ(ありがとう)」のみで、基本的なやりとり(買い物など)も英語を話すしかない。そんな時にふと感じるのが、「あ、私いま外国人」

バスステーションにて、
ガーナらしい光景だなぁと📸
満員になるまで出発しないトロトロ(乗合バス)と、頭にものを乗せて売り歩く女性
ロードサイドにて、
ホらしい光景だなぁと📸
遠くに見える山々と、
トゥクトゥク(ここではキャンドゥと呼ばれる)

またいつか。

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これからも気の向くままにちょbitずつ投稿していきますので、ガーナでの暮らしについて、一緒に知っていってもらえたら嬉しいです。

JICA海外協力隊 2022年度4次隊 まこし

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