簡単!心を動かすキャッチコピーのつくり型
こんにちは。デザインマネジメントファームCOLOGUEの藤井です。最近使っている「キャッチコピー」づくりのフォーマットが気に入っているので、共有したいと思います。
この記事のターゲット
①コピーライトは本業じゃないけど、書かなきゃいけない人
広報担当、採用担当、グラフィックデザイナー、ディレクター、プランナー…コピーライターじゃなくても、誰かに伝える文章・見出しを考えなくてはいけない機会は多いと思います。そんな方々に、手早く効果的にコピーを考えられる方法を共有できると思います!
②駆け出しコピーライター
とにかく死ぬほど案出しをしているあなた。この考え方を知ることで、たくさんの案出しがしやすくなります。
やりかた
コピーを読んでほしい人(ターゲット)の状態や願っていそうなことをたくさん書く(属性や状況はバラバラでOK)
近い将来ターゲットが叶えたそうなことをたくさん書く
そのために私(もしくはクライアント・自社)が、なんて声をかけると良さそうかいっぱい考える
気に入ったものが3〜5つピックアップして、1ページ1コピーに設置して字面を見て調整する
人に寄りますが、所要時間は1〜2時間くらいです。例を用いて詳しくご説明します!↓↓↓
①ターゲットの状態や願っていそうなことをたくさん書く
とにかくいろんな人を思いうかべます。状況のバリエーションを出すイメージです。実際の人物や自分を当てはめると考えやすくなります。(ex.〇〇さんならなんて考えるかな…?)もしターゲットの状況がまったく分からないようであれば、近しい人にインタビューしてもOKです!
②近い将来ターゲットが叶えたそうなことをたくさん書く
この「近い将来」がどのくらいかは、お題によって調整して大丈夫です。ターゲットが想像できて、わくわく・もしくは素直に思っていそうなことをたくさん書きます。「ぶっちゃけ…〇〇してたら嬉しいかも」と枕詞をつけて考えると想像しやすいです。
③そのために私(もしくはクライアント・自社)が、なんて声をかけると良さそうかいっぱい考える
①と②のちょうど間がコピーを伝える時期です。自社・クライアント・もしくは自分がなんて声をかけたら理想に近づけそう!と思ってもらえるか考えましょう。
ちょっと言葉を変えただけでも、変でも、人に見せられないレベルでもOKです。とにかく100個くらいを目標に書いてみます。もう案がでない…となったら、①と②で考えたことをもう一度見直したり、増やしたりするとまた案が作れるようになれます!慣れれば2時間くらいでできますよ。
④気に入ったものを3〜5つピックアップして、1ページ1コピーに設置して字面を見て調整する
もし写真やイラストなど、コピーを入れる場所が決まっている場合は、その画像においてはめて「画像=コピー」になっていないか、そして「画像+α」をコピーが伝えられているかを確認します。「画像×α(画像では見えない背景や伝えたいことがコピーで表現できている)」になっていたらよりグッドです!
考え方のポイント
要望ベースではなく、ターゲットの願いベースで考える
コピーをかくときは、何かしら製作者側からの目的・要望があると思います。「〇〇について知って欲しい」「興味を持ってもらいたい」「クリックしてほしい」などなど。この要望ベースで基本的にはコピーを考えることが多いと思います。
ですが「興味を持ってもらうために、なんて声をかけよう?」という問いでは、「興味を持つコピー」への道のりは意外と遠いのです。(ex.興味を持ってもらうには…うちのこんな強みを伝えたいけど…どう伝えよう?そもそもこの強みってターゲットは求めてることなのかな?コマッタ!)
そのため、今回のようにターゲットがそもそも何を願っているかを考えて、そこに自分がどうアプローチするか?のパターンをたくさん出して、最後に製作者の要望に沿うものを選ぶ方が、ターゲットの心を動かすコピーをつくりやすいと私は考えています。
皆様のお仕事の参考になると幸いです!ここまで読んだいただきありがとうございました。
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