絵本紹介 さっちゃんのまほうのて
学校から本を大量に持ち帰ってきました。
私の働く喫茶店は書店でもあって、
私は本屋さんにもなりたかったので、とてもいい空間です。
本屋さんになりたかったのは、本との出会いが好きだから。本と出会って人生が変わることいく度か。本との出会いが好きです、
教室にも「チェロキー文庫」を作っていました。
その中から一冊ご紹介します。
「さっちゃんのまほうのて」
幼稚園生のさっちゃんの右手には指がありません。
おままごとでお母さんをやりたいのに、
「ゆびのないお母さんなんてへん!」
とお友達に言われてしまい、喧嘩をしてしまいます。
さっちゃんはお母さんに右手についての話を聞き、自分の手を改めて見つめます。
最後にはケンカしてしまったあきらくんがお家にお手紙を書いて持ってきて仲直りをします。
このお話、クラスの子にも我が子にも何度も読みました。
さっちゃんはケンカしたことで自分を見つめ直します。そこにお母さんもあきらくんもお父さんも人が関わってくることによってだんだん自分にエネルギーがたまって元気になっていく描写がなんとも切なく、読み手にも勇気を与えてくれて好きです。
この本に出会って、20年近く経ちますが、何度読んでも勇気づけられて、また、母という立場で読むとさっちゃんのお母さんにも勇気をもらえる、そんな本です。
気づけば我が家には2冊ありました。
古くてボロボロになってしまっていますが、
欲しい方にお譲りします。
欲しい方は
までご連絡ください。
本当、ボロボロですが。
自分の信じた世界から自分を高める
共に学ぶ舎「HAG」
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