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2章 指導上の原則『原則4:オンライン教育を比較優位に基づいて活用すること』
こんにちは、やまおかです。
以下の書籍を散読しててのメモ的感想を記録しておきます。
原則4は、『オンライン教育を比較優位に基づいて活用すること』
対面授業で行っていた事を、そのままバーチャルな教室の環境で再現することを目指してはいけない。ということがまず示せれている。
過去、新聞が紙媒体からデジタル(オンライン)へ移行した際に、同じような間違えを犯したことが例示されている。
オンラインで効果的に教えるためには、対面授業とオンラインを比較し、オンラインの優位な面に目を向けて授業を展開すること。
書籍で挙げられているものを、いくつかピックアップしておく。
・ 学生の授業参加の幅が広がる
👆 対面授業の場合、挙手・指名された学習者が考えや答えを発表するといった、限られたパス(挙手・口頭)や限られた人のみが一時的に授業へ参加(ここでの参加は教室の席に座っているだけ という意味ではない)するだけであった。オンラインになり、テキストチャット や クリッカー 、手軽なグループワークなどを活用することで参加度合いを高めることができる。
・ 授業を簡単に録画することができる
👆授業を休んだ学習者や復習をしたい学習者向けに動画を公開して、いつでも学習ができる環境を提供できる。また、動画なので一時停止や巻き戻し、倍速再生など、学習者のペースで視聴・学習することが可能である。
・ ゲスト講師を気軽に招聘することができる
👆実際の教室へ足を運んでもらうことなく、オンラインで授業に参加してもらうだけでよいので参加のハードル(物理的な距離、入館手続きなど)がなくなり、手軽である。
オンラインの欠点を認識しておくことも重要だと言い及ばされている。
・ 気が散りやすい(授業以外の誘惑が多い)
・ 非言語的な情報をひろいずらく、コミュニケーションが成立しないことがある
・教育提供者が、(授業運営のために)把握しなければいけない事が多く適応するまでに時間がかかる
・ 画面疲れ(zoom疲れ)
節末の、この原則をオンライン教育に適用する の2項目
・ オンラインライブ授業の比較優位を活用しましょう
・ オンラインライブ授業の欠点に対処しましょう
よろしければサポート宜しくお願いします。研修用機材購入にあて記事にさせて頂きます。