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オンライン授業・研修の配信環境(6)ATEM Mini の 熱対策 前編

こんにちは、やまおかです。

久々の投函になります。昨年(2020年)に引き続き今年もフルオンラインで新人研修を約4ヶ月間担当しています。

配信環境を日々バージョンアップしていますので、これから幾つか紹介していきたいと思います。

まずは、ATEM Mini の熱対策に関してです。

結論から話すと。発熱がひどいのでATEM Mini に以下の外付けの排気FANを取り付けました。

(2021/07/04 上記商品が出品停止になったようなので、代替え商品のリンクを掲載しておきます。)


ATEM Mini の熱対策前 before

ATEM Mini は、言わずもがな。オンライン研修において、ほぼ必須の機材です。以下、昨年投函した、ATEM Mini の初回記事です。

ATEM Mini は、本体 右側面から吸気して左側面から排熱をしています。

本体にFANが内蔵されていて、ゆるやかに排気はされているようです。

ATEM Mini は映像配信する時に利用する機材なので、”極力”雑音を出さないように設計されているようで、本体に内蔵されている排熱用ファンの音は非常に小さいです。耳を近づけて、かすかに聞こえる程度です。

この ATEM Mini ですが、とにかく熱を持ちます。

私の環境

 ・木製の机にATEM Mini を直置き、ATEM Mini 左右の空間は空き有り

 ・日中9時間連続稼働

 ・外気温25℃位(部屋にエアコンがないので夏場はこれ以上です)

では、ATEM Mini の排気口(本体左側)から排気温は、45℃位です。

排気温が45℃位ということは、本体内部の温度は、それ以上ということです。

嘘か真か?ATEM Mini の熱が原因なのか?ATEM Mini が熱を持つと私の環境では、画面出力が真っ黒になることがありました。その都度、ATEM Mini の電源を抜き差しして、再起動すると治るので熱じゃないかも?

でも電子機器が熱を持つのは良くないので対策を考えていました。

PCなどの電子機器の温度が高いと

・動作が不安定になる。

PCの場合、FANが壊れてうまく排熱できなくなると、急に電源OFFになったりします。熱暴走と言うやつです。

私が利用してた Mac Book Pro は、ある日ファンが壊れてしまいました。すると、CPU温度100℃に到達するようになってしまい、電源ONしたあと2,3分で強制シャットダウンされるようになってしまいました。

・寿命が短くなる。

電子機器で使っている部品(電解コンデンサとか)は、動作温度によって理論寿命時間が変化します。稼働時の温度が高いと、寿命が短くなります。詳しくは以下記事を参照してください。

私のGPU(GTX1060)は、動作温度55℃で24時間連続稼働していたら、6枚中2枚が約2年で壊れました。ほぼ論理寿命と一致します。


ATEM Mini の熱対策中 middle

ATEM Mini の底面を手で触るとやや熱いと感じる位なので、おおよそ50℃位なのだと思います。

熱対策として、まずは底面から攻めていくことを考え、木製の机に直置きはやめました。

ATEM Mini 本体と机の間に、金属製缶カンの蓋を挟みました。

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缶カン自体も 結構 熱くなり。手で触って熱く感じるので50℃位なのでしょう。気分的にマシになったかな程度の対策でした。

今回は、ここまでで力尽きました。

次回、アマゾンで購入した外付け排気ファンを装着した内容を投函します。


よろしければサポート宜しくお願いします。研修用機材購入にあて記事にさせて頂きます。