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メアリ・ロビネット・コワル「火星へ」読んだ

前作「宇宙へ」の続き。女性宇宙飛行士を目指してたエルマが今作では火星へ。世界もそのまま。
メインは火星へ向かう工程でのあれやこれや。時間軸も改変歴史である前作の続き。テクノロジー設定は多分アポロ計画くらい。技術描写も割と具体的で始めて見聞きすることもあって面白い。
お話も面白い。場面は宇宙船内がメインなので前作よりもやることが少ないからか、登場人物それぞれにフォーカス。一人一人に気持ちが乗ってしまう。作者の思いのまま翻弄されて引き込まれるように一気読み。
火星降下船の船名が泣ける。

「宇宙へ」読んだ

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