圧力に負けてしまったけど彼女は自分を見出していく
私の友人は、この世の中の裏のカラクリを私以上に知らずに生きていた。
私もそうだったし、まだまだ知らない事は沢山ある。
彼女の世界が私には知らない事も沢山ある。
彼女は昔はお節介で、思った事をハッキリ言うのが、ちょっと私は嫌に思ってた時があった。
しかし、今は私の方がお節介になっている。
彼女は純粋で私を楽しませようとしていた事は今では感謝だ。
私が自然が好きなのを知って、よく綺麗な景色の写真を送ってくれる。
彼女のそういう気の利いた所は嫌いではない。
コロコロ騒動から、彼女に一年半かけ、世界の事、日本の事、医学界や政治的な事など、情報を与えていた。
それなりに聞いてはくれていたが、「そうなんだあー」と、自分には関係ないみたいな風だった。
「TVではこう言ってたよ」と政府に耳を傾け疑問も持たなかった。
しかし時に、「これはどういう事?」と聞いてくれる事もあり、
「疑問に思うなら自分で調べた方が良いよ」
と突き放す事もあった。
気づき始めたのは、ワク2回目で副作用の痛みが出、自分の息子さんが裏情報を彼女に伝え、私の話とが一致しやっと理解し始めた。
友達というものはこんなものだ。
親しい友人ほど、信用してる所もあるけど、見下してる所もある。
そんな事でお互いの関係性の真意が分かってくるものだ。
彼女は以前、健康食品のネットワークビジネスで困って相談して来た事があった。
私を頼りにして来たそんな彼女だから、今回の騒動の話も聞いてくれるだろうと思っていた。
多分、私にとっては一緒のステージでいたいという相手で、私のエゴ、私の中の承認欲求の表れなのかもしれない。
私は自分が重要だと思う情報は、相手が受け入れようが受け入れまいが、相手によっては伝えたい衝動にかられる。
それで反発され、傷つく事も沢山あった。
しかし、傷ついても言わなくてはならない時も人にはあると思う。
今回の事は、伝えた事を参考にし、後は自分で考え自分の良い方向に生きれば良いと思っていた。
重大な内容は、時に相手の感情に入り込み過ぎてしまう事がある。
入り込み過ぎても、同じ価値観なら良いが、そうでない相手には反発を喰らう。
人はそれぞれの生き方がある、自分が正しいとは限らない。
もしかして、相手を誘導し過ぎて、陥れたり、学びを奪う事にもなりかねない事もある。
相手には相手の選択の自由がある。
私自身も年配者からとか、圧力的に言われる事は沢山あった。
人の言いなりになって失敗するする事も良かった事も数々ある。
お人好し過ぎて騙された!と思い、恨んだ事も何度もある。
しかし、そんな体験もしないと、世の中の事や、世の中には自分に都合の良い人だけじゃなく、いろんな人間がいるのだという事が分からない。
そして、最終的には自分に聞いて人生を生きる、という事を意識する様になって、
何が起きても自分が選択したのだ、と人のせいにはしなくなった。
人のせいにしなくなると、自由にもなってくる。
彼女にとって、私が癌だと思ったらそれはそれで良いのだ。
その結果で、私ではなく自分自身を信じ、人に惑わされないようになればそれで良いのだ。
彼女が以前ネットワークビジネスに関わってたのは、身体中痒み酷く、そこの飲料水と化粧品が良いと勧められ使ってたが、一向に良くならず化粧品で悪化するばかりだった。
「好転反応だから、使い続ければ大丈夫」と、人に勧められ、信じてあれこれ買い、お金もかかり、どうして良いか分からず相談して来た。
「自分が嫌なら辞めれば?、例え良いものだとしても、無理矢理続けさせるのは、宗教みたい、洗脳と金儲けでしょ、体の痒みは他の方法で治るよ」
私もネットビはいくつか経験があったので、彼女をそこから抜け出させるのには自信があった。
放って置けば良いけれど、彼女が何度も長い文で、メールを送ってくるので放っては置けない。
きっと彼女は辞めたいと思ってる、でも勧めてくる相手は付き合いもあり、断りきれないでいた。
その人は、彼女の為!と言ってるに違いないが、ビジネスやお金が絡むと話は別だ。
そんなに彼女の事を心配するなら、無償で渡せば良いのだ。
ネットビジネスや宗教の嫌な所は、人の弱みに漬け込む所だ。
健全な状態ならまだしも、弱ってる人間を上から目線で、
「貴方は弱い、私がなんとかしてあげる」
と心の隙を狙ってくる所だ。
自ら見つけてその本人が尋ねるならまだ良い。
まだまだこの世界には普通にある事だから仕方ない。
それで救われる人もいる。
何が良くて悪くてというのは自分の主観で、それが好きか嫌いかなだけなのだ。
彼女は相手からの圧力が凄く、辞めれないでいたが、彼女が心底嫌がってるのは分かるので、
それを利用しなくても治るから、と言い続けた。
何日も長文のメッセージのやりとりをし、ようやく辞めた、と返事が来た。
それから暫くし身体の痒みは言わなくなった。
今回また相談して来た。
彼女は風邪をひき、一緒にいた人も風邪をひき、その人は検査し陽性者になって、
濃厚接触者と彼女の方が疑われ、医者に行き検査しろ!と会社に言われ、
彼女は検査も薬も嫌だ!と言って私に相談して来た。
「検査せず、会社が2週間休ませれば良いだけのことじゃないの?
無理矢理、検査、マスク、ワクチンなど強要はしちゃいけない事になってるし、コロナハラスメントだよ。
会社の圧力が嫌なら、検査してなんでもなかった!とでも言っといたら?」
そして、本当に私が言ったようにしたらしく、
会社から「どこの病院?どんな事をした?」など警察の尋問みたいに根掘り葉掘り聞かれ、誘導尋問させられ、彼女は正直に話したらしく余計怒られたと。
こう言う事は、私のパートナーの会社でもあり、濃厚接触でもないのに、1人が出ると皆んな検査させられ、陽性で症状が無くとも休まさられる。
(検査機は当てにならないと言った発明者キャリーマリス博士は暗殺された)
陽性の従業員は休まなくてはならず、パートナーは休みも取れず、暫く死にそうになってた。
全く馬鹿げてる。
で、彼女に、
「そんな会社、今後も何かあったら同調圧力させられるよ、辞めれば?」と言った。
「そうだね、辞めた方がいいかも、検査に行かないことで、一大事だとか、工場ストップするとか、そんな大げさなことまで言われた」と。
私の勝手なアドバイスだったかもしれないが、彼女はこの経験で会社の組織の圧力を学んだと思う事にする。
彼女の中には恐れがあった。
病院、検査や薬に触れるのは嫌だという恐れ、そして会社に丸め込まれるという恐れが。
もし、恐れなく切り抜けられるという自分に自信があったら、私に相談はしてこない。
恐れがこの出来事を引き寄せた。
この恐れを手放す事だよ、と彼女に教える為に。
これが今の世の中であって、個人の考えは社会に抹殺される。
社会や会社のルールに従って従順に生きていれば、安全であって正しい、と植え付けられるカゴの中の鳥。
言いたい事も言えず、言っても通らず、そこからは抜け出せないで悶々と生きていかなければならない。
それが特に苦痛でない人はそれで良い。
でも彼女はそれが苦痛だと感じていた自分に気づいた。
本当の自分を押さえつけ、世の中の矛盾に気づいても、見て見ぬ振りをしていた事に。
気づいた人達は何かを変えようとしている。
見る角度は人それぞれ微妙に違って見えるけれど。
そして役割も個性もみんな違う。
叩かれても叩かれても、魂の疼きが収まらない人達が多くなって来て、徐々に今迄のシステムが崩壊していくのを望んでる。
この世界の変動を垣間見れるなんて、なんてスリリングな時代に生まれたんだろう✨✨