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ステキなMVを勝手に紹介 #5

ただの音楽好きの私が、イチオシのMVをジャンル問わず勝手に紹介していく記事の第5回です。なお、紹介するものは記事作成時点で再生数50万回以下のものとしています。

今回はElephantGymという台湾出身3ピースバンドの「Underwater」という楽曲のMVを紹介します。


ElephantGymは、2012年に結成した、台湾・高雄出身のスリーピース・バンド。メンバーは、Dr, Per : Chia-Chin Tu(涂嘉欽) / Ba : KT Chang(張凱婷)/ Gt, Piano, Synth : Tell Chang(張凱翔)。初期はインストゥルメンタルを基調としながらも、近年はボーカルを取り入れることも多く、洗練された楽曲構成のセンスや高いテクニックを見せつける。感情的でメロディアスなベースラインを優しく包み込むギターとドラムのアンサンブルで、過去にはマスロックと形容されることも多かったが、現在はジャズやフューチャーソウル、インディーロックやシティポップ、フィルムミュージックなど幅広い音楽性を体現し、ジャンルや音楽的枠組みを超過せんとする。(公式より引用)



人と水というのは切っても切れない関係だ。かつて人間は海から生まれ、進化して今の状態にある。火や海を目にしたり、川の音を聴いて心が落ち着く人間は多いというが、それはおそらく根元にある古の記憶、かつてそれらと共にあった経験が根強いからだろう。

このMVでは水底深くに潜っていく(あるいは落ちていく)感覚、あるいは人の起源に迫るような体感をすることができる。楽曲が素晴らしいのは言うまでもないが、手書きの絵で作られた映像によって、よりその世界への没入感を高めてくれるものとなっている。



私がこのバンドに出会ったのは、数年前に台湾を訪れる機会に台湾のことを色々と調べている折だった。どの楽曲もとても素晴らしいので是非聴いてみてほしい。
ElephantGymにおいて特徴的なのはやはりベースだと思う。あくまでベースを中心とした曲作りをしている。女性が弾くベースほど至高のものはない(偏見)。

今年7月に発売したアルバムもとても洗練された楽曲が揃っているので気になった方は一度聴いてみてはいかがだろうか。


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