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音楽と歌詞

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聖歌、讃美歌、アニソン、クラシック、J-Popと謎のラインナップ。聖歌隊ではアルトでした。
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記事一覧

I’m proud と PRIDE

一番J-Popを聞いていたのは中学~高校時代だった。 CDを買ったりMステを見たりして、私もふつ…

茶ぶどう
2か月前
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Regina caeli イースター2024

ご復活おめでとうございます!(ギリギリ滑り込み) これはなんといっても今日中だろう、と…

茶ぶどう
4か月前
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Prince of Denmarkマーチ

好きな曲。 卒業式の曲だったんだよね。私の勤務校のね。 卒業生入場の際、音楽の先生がオル…

茶ぶどう
5か月前
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いつか習いたいのはチェンバロ

古いものが好き、という傾向がnoteを書きながらよりはっきり自覚できたのですが、憧れている習…

茶ぶどう
6か月前
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【詩】「舟詩」とショパン「舟歌」

こんな詩があったのを思い出した。 中学生のころ買ったピアノのCDにショパンの「舟歌」が入…

茶ぶどう
7か月前
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からっぽの大人に気づけばなっていた―「ぼくたちの失敗」

「ぼくたちの失敗」(森田童子)をはじめてちゃんと聞いた。 経緯はこうだ。 最近ふとしたこ…

茶ぶどう
8か月前
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「ああベツレヘムよ」の文語訳は天才の所業

今年も街は早くもクリスマスの様相。 キリスト教会の人間がようやくクリスマス集会の讃美歌を決めるかどうかという頃だというのに。 (今年も本番当日しか練習できない我々……) (↓↓去年の記事↓↓) 今日は日本語の讃美歌―いや、文語体で訳された讃美歌の話をしたいと思います。 文語訳がはなつ宝玉の輝き近年、口語訳の讃美歌が教会で歌われることが多くなってきましたが、 文語訳には独特の美しさがあります。 中でも抜群の完成度だと私が確信しているのが「ああベツレヘムよ」。 その創意工夫の

クリスマスのよきおとずれを Once in Royal David’s City

クリスマスが近づいてくると聞きたくなる曲がある。 "Once in Royal David's City" 9つの朗読…

茶ぶどう
10か月前
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町田樹のためにシューベルトの即興曲を弾いた話

ピアノの先生には『銀河鉄道999』『七色いんこ』『エースをねらえ!』を習ったと以前書きまし…

茶ぶどう
10か月前
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陶酔のうちに~井上陽水「少年時代」の歌詞の音について

井上陽水の「少年時代」には、えもいわれぬ陶酔感がある。 あれはいったいなんなのだろうか。 …

茶ぶどう
11か月前
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夏の終わりに「風あざみ」 井上陽水「少年時代」

最初から最後まであまりにも美しい。 夏の終わりに聴いたら涙が出てしまう、 なんなら冬に聴い…

茶ぶどう
11か月前
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飲めや歌えやこの世の春を~カルミナ・ブラーナ

オルフの「カルミナ・ブラーナ」、そのO Fortunaについて以前書いたが、 今回はほかに3曲、ご…

茶ぶどう
11か月前
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運命の女神が回す車輪の上で~カルミナ・ブラーナ

クラシックに造詣が深いわけでもなんでもないが、私が知っている中で特別「やりすぎ」なクラシ…

茶ぶどう
1年前
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note110本目 Ego sum panis vivus 私は生けるパン(Palestrina)

先日、私の通う教会で実に3年半ぶりの聖餐式が行われた。 聖餐式 “Holy Communion”。 プロテスタントでは洗礼式 “Baptism” と並ぶ2大典礼だ。 カトリックでは「聖体拝領」と呼ぶ。 (※中途半端に宗教的な記事。 要は↓↓を聞いてほしいだけ。 読まなくていいので聞くだけ聞いてください↓↓) (※宗教チックな話はちょっと……という方は うちの王子様を見ていってください↓↓) 聖餐式のやり方(※うちの教会では)教会ごとにやり方は様々だが、うちでは下記の要