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One World 世界一周券を30分で作成、ネットで購入して世界一周、周遊旅行を始動

友人で世界一周の航空券を購入して、新婚旅行や転職の合間、人生の節目に出かけるケースを最近たびたび見るようになりました。

いつか自分も行ってみたいなあと思っていたところ唐突に10月末に、自分が経営していた会社を手放すことになり、心身リフレッシュも兼ねて世界一周計画を建てることにしました。

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youtubeで旅行の時に撮りためた動画や写真をまとめてみました(2020年6月更新)

vlog的に旅行についてその狙いや意義について話してみました。

1.きっかけは昔の部下と話したこと

私の昔の部下で1年ほど前に転職の合間に世界一周していた人間がいてその人間と10月の初旬に食事をしたときにいろいろ話したのがきっかけです。

とはいえ、自分の周りでこれを数年前に実行していた人間がいました。

ネットで調べてみると、最近は旅行代理店を通さず、ネットでも自由に発券ができるようになってきたらしく、海外発券の航空券を駆使するパーナメントトラベラーの方々がいろいろと流れ込んできているような感じです。

2.いくつか立ててみた原則

とはいえ、長い期間を使ってそれなりのお金を使うわけなので目的とか原則を立ててみることにしました。

原則(これだけは守ること)
・今回は一人で行く。(将来子どもが大きくなったら嫁と行きたい)
・日本から遠く離れた場所に行きたい
・今の世界を感じられる場所に行きたい
・今後仕事で行く可能性が高くない場所に行きたい
・荷物はあまりもちたくないので、季節柄南半球、北半球も緯度が低いところ中心
・食事がまずそうな国には行かない。
・家庭の事情もあり、とはいえ期間は半月以上1ヶ月以内
・目的地として行く場所には最低4泊はしよう。
・移動はビジネスクラスを使って移動中はしっかり休む(時間の有効活用)

原則に基づいて決定したエリアで、目的地を3箇所設定しました。

目的地は、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、マドリード/バルセロナ(スペイン)、コロンボ(スリランカ)です。サブ目的地として経由地だけど多少滞在する場所として、シドニー、ベルリン、ドバイを選びました。

続けて目標についても考えてみました。こんな旅次はいつできるかわかりません。

目的(ゴールしたときに結論が得られるように)
・まもなく45歳になる今後の人生の向き合い方について頭を空っぽにして考えよう(仕事や家族から離れることではじめて考えられる)
・スマートフォンとインターネットで均一化するこれからの世界を肌で感じ今後の生き方の参考にしよう
・世界各地の話題の引出しのネタをいくつ集められるかネタ探しをしよう。(紀行文をたくさん書く)

とはいえ数年前この記事を読んだときのことを思い出しました。

この文章をメルカリの創業者が創業の直前に書いているというのがとにかくすごい。その文脈を見てきたからこそわかる。

この話をしたところ、自分の嫁も「こんな機会はもう二度とないかもしれないし、折角の機会なんだから、一人で行ってきたら?」と言ってくれる始末。

結婚してはや9年もたち、普通なら裏があるのではないかと勘ぐるわけですが、うちの嫁は裏がない人でそこは信頼というか尊敬しているので、そのまま受け止めることに。

おかげで、子ども二人(上は小学2年・下は幼稚園の年少)を残してたった一人で行くことになりました。

期間内に予定されている小学校と幼稚園の学芸会にはいけません。

それでも「しょうがないじゃん」と。

ただし「資格試験(二次試験)があるのでその日までに帰ってきてね」と。(子どもの世話があるという意味)だから会社を去って2週間でいきなり行くことにしてしまったのです。

3.どんな世界一周券、周遊券があるか、どこで買うの?

南米に行ってみたいということで、世界一周券・チケットで使えるものは限られます。

このあたりとか参考になるのではと思いますが、航空連合が出しているチケットが一番無難そうです。マイルもかんたんに溜まりそうですし。

ワンワールドと、スターアライアンスとスカイチームでそれぞれチケットがありますが、「日本から遠く離れた南米に行きたい」「南半球の南極に近づく飛行機に乗ってみたい」と思った私はワンワールドのチケットの購入を前提に検討することにしました。

航空会社の網羅性で比較してみると、

スターアライアンス:27社
スカイチーム:19社
ワンワールド:13社(2020年に1社加盟予定)

となっており、ワンワールドは元々不利ですが南半球では強いのが現状。日本航空以外で長距離便を多数運行しているブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック、アメリカン航空を持っているのが強みですが、特定エリアを細かく周遊していくには加盟航空会社がやや手薄な印象ですね。

とはいえ、ほかにも行きたかったドバイ・シドニー・コロンボにいけるのはいずれもone worldのほうが都合がよいので何より良かったです。

昔の部下はHISの世界一周デスクで予約すると楽だと言われました。

とはいえ、個別に発券手数料とかがかかるし航空会社との間に入るので事前座席指定とか大変そうだし、いちいち面倒だな(とはいえ変更するときとか何かあったときには安心です)どうしようか悩みました。

ところが、最近になってワンワールドの世界一周チケットはワンワールドのサイトでどうも直接購入できてしまいそうな感じになったらしく、そのままいろいろ検索してみることにしました。

エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスで料金が違います。一番お得なのはファーストクラスなのですが、航路が限られそうなので、ビジネスクラスのチケットを探すことにしました。

4大陸周遊(スタートする場所も1大陸にカウントされる)で78万円。これでMAX16便ビジネスクラスに乗れてしまいます。(少なくても同じ金額)ビジネスクラスって普通は1往復で(2回分)最低でも30〜40万以上はしますので、衝撃の安さです。

4.初めての世界一周のルートはこんな感じ

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世界一周のチケットはこんな感じですがこれとは別で航空券を買って個別に移動するのは自由です。

メルボルンにいる知り合いに会いに行くためにシドニー⇔メルボルンの移動や、ブエノスアイレスからイグアスの滝に移動する飛行機のチケットは個別手配しました。

南米に強い、LATAM航空は、One Worldからの離脱を表明しているので、OneWorldのチケットでいけるのは2019年秋の現時点では、残り限られた日程になりそうです。

オセアニアと南米の移動ができるのは現状ではOne World一択でしょう。チリの政情不安がなければもう少し南米を周遊したかったところです。(サンチアゴは空港から外には出ずトランジットのみにしました)

次回行く機会かあれば、北米とアフリカに行く旅にしたいところです。

5.申し込む前に気をつけたいこと(変更の方法など)

何点かありますのでまとめてみました。

1.渡航ビザや予防接種の日程を考えて予約する。
最低でも2週間〜1ヶ月ぐらい先の日程で予約したほうが良さそうです。
2.申込後は変更する度に手数料がかかるので、周遊ルートや現地滞在時間等を入念に考えた上で申し込みたい。
3.座席指定はあとから個別にできるので心配しなくてよい。
4.最初に乗るエアラインが基本的に発券会社になるので、日本に窓口がある航空会社にしておくほうが無難。(私はカンタス航空でしたが電話で応対してくれました)

特に、one worldの世界一周券をネットから申し込む場合、一見すると、問い合わせ窓口がないように見えるのですが、問い合わせ窓口は最初の便のエアラインの会社であることだけは覚えておいてください。

他の航空会社に電話しても、座席指定などはしてくれますが、変更や追加の対応はしてくれません。オンラインでは一切変更できませんので番号をネットで調べて電話してください。

そういう意味では、最初の便をJALにしたほうが良さそうにも見えますが、日本に就航しているエアラインであれば大体日本語で電話窓口があって対応してくれますので無理やりJALにする必要もありません。

私はカンタス航空で予約変更は基本的に電話で行ってもらいましたし、座席指定もイベリア航空とか、特に日本就航便でない便の指定も日本のコールセンターに電話して無事出来ました。(大西洋を横断するブエノスアイレス→マドリード線など)

oneworldのサイトで世界一周券を購入すると、画面下に、日本語メニューで決済すると、日本航空の所定の手数料がかかる記載がされるので一見すると日本航空が管理しているチケットになるのではと思ったのですが、それはどうも違うようです。

6.寄り道の寄り道をしたくなる、変更したくなる誘惑にあなたは勝てるか?

周遊旅行はまずは行く場所を決めてから、かと思いますが、世界一周券は、何便乗っても16便までは固定料金なので、案外寄り道の寄り道をしたくなるものです。

滞在している都市に4泊した場合日帰りで飛行機で行きたい場所が出てきたらどうしますか?

そういうのも、変更手数料(航空税と1万円強の変更手数料のみ)で叶えられてしまう夢のチケット。

とはいえ都度変更のたびにお金がかかるので、変更はまとめてしたほうがお得です。じっくり考えて決めましょう。変更の誘惑にあなたは勝てますか??



この記事は「投げ銭」記事です。ポジティブにお金が回る仕組みにしてみたいと思いました。記事をおもしろいと感じてくださった方は「投げ銭」をよろしくお願いします。