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TWSNMPのマップ設定

TWSNMPのマップの名前や背景画像、ポーリングのデフォルト設定、 Syslogの受信などの設定を行うマップ設定について説明します。猫は、動画の作成時にそばにいましたが解説したのが遅すぎて音声が入っていません。今、何か騒いでいるので中断してお世話してきます。

マップ設定ダイアログの表示

マップ設定のダイアログは、ノードを選択しない状態(マップ上でノードのない部分をクリック)で右クリックしてメニューの「マップ設定」

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をクリックする方法で表示できます。
ツールバーの<マップ設定>のボタン

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からも表示できます、

マップ設定ダイアログ

マップ設定のダイアログは、

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のような画面です。各項目について説明します。

マップ設定

マップの名前や背景画像を変えるための設定です。

名前:
マップに名前を付けます。あなたのお好みの名前をつけてください。空欄はエラーになります。空欄でも問題ないですが、最初にエラーチェックを付けたのでそのままです。もし、どうしても空欄にしたいという人がいれば、お知らせください。
背景画像:
マップの背景に表示する画像ファイルを設定します。<背景画像ファイル選択>ボタンからファイル選択のダイアログを表示して選択できます。

ポーリング

ポーリングのデフォルト設定、AIや ARP監視に関する設定を行います。

間隔:
ポーリング間隔のデフォルト値を秒単位で設定します。
Timeout:
応答なし判断する時間(タイムアウト)のデフォルト値を秒単位で指定します。
Retry:
応答がない場合に、追加で確認する回数のデフォルト値を指定します。0を指定しても1回は実施します。
Community:
SNMPv1/v2cでアクセスする場合のCommunity名のデフォルト値を指定します。SNMPを使わない場合は空欄でよいです。
AIレベル:
AIが異常と判断した場合の重要度を指定します。ポーリングの重要度と同じレベルが指定できます。
AI閾値:
AIが異常と判断する条件を指定します。AIが計算したポーリングの状態が発生する可能性が指定した割合以下になった場合に異常と判断します。例えば0.1%以下と指定した場合は、1000時間に1回ぐらい稀な状態になった場合に異常と報告するという意味です。
ARPレベル:
ARPテーブルの監視でIPアドレスとMACアドレスの関係に変化検知した時の異常レベルを指定します。

受信

syslog ,SNMP Trap,NetFlowの受信を制御します。受信したログなどは、ログのWindowで確認できます。

Syslog:
 Syslogの受信を行う場合は、Enableに設定します。TCP/UDPの514番ポートで受信を開始します。
SNMP Trap:
SNMPのTRAPの受信を行う場合は、 Enableに設定します。UDPの162番ポートで受信を開始します。
NetFlow:

NetFlow,IPFIXの受信を行う場合は、Enableに設定します。UDPの2055番ポートで受信を開始します。

ログ

ログの表示件数と保存日数を指定します。

表示件数:
メインウィンドウのログリストに表示する件数を指定します。
保存日数:
すべてのログに関して保存する日数を指定します。

レポート設定

レポートを作成するための必要な情報ファイルを指定します。

Geo IP DB:
IPアドレスから位置情報を取得するために利用するMaxMIND社のGeo  IP DBファイルを指定します。このファイルについてはは、Noteの別の記事で説明します。選択ボタンから設定してください。
抽出設定:
ログから必要な情報を取得するための定義ファイルを指定します。このファイルについてはNoteの別の記事で説明します。

マップの背景画像を変更する方法


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