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TWSNMP開発実況(猫の解説付き)

プログラムの開発を見ていてもただパソコンに向かっているだけで何をやっているかわからないと思います。たぶん、かみさんも知らないと思いますが、猫はずっと見ているのでかなり知っているかもしれません。
そこで、開発している様子を動画にしてみました。

今回の作業

もともと英語のライブラリの表示をそのまま日本語に翻訳して使うと何となく違和感のある表現になっている場合があります。自分の作ったソフトを使っているとふと気がついて修正しなきゃと思います。今回は、これ

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もともと英語で"Search"と表示されていた部分を"検索"にしたのですが、実際にプログラム上で操作する時には検索というよりも表示内容にフィルターをかける動作なので変です。同じ画面に<検索>ボタンがありますが、あまり関係がありません。別の画面では、”フィルター”に変えてありました。なので、この”検索”を”フィルター”に変える作業を実況します。英語のライブラリの表示を翻訳するのは、実際の画面上ではなくソースコード上の文字だけを見て行うので画面でみると違和感のある表現はたくさんあります。

修正作業の実況

実際の修正作業の動画ですが、早朝にパソコンに向かって一人で喋っていると猫は気になって答えてくれます。猫語の解説かもしれません。解説は後半からです。

Visual Studio Codeで作業効率アップ

プログラムの修正には同じような内容がたくさんあることが多いです。画面の表示を同じように作っていたり、人は同じ間違いを繰り返すからです。
私は、プログラムに一つ間違い(BUG)を見つけたら他にもあると思って探します。だいたい、見つかります。
動画の中の修正箇所は数カ所ですが、場合によっては数百修正することがあります。気の遠くなるような作業です。たぶん、開発の多くの時間をこのような作業に使っている気がします。難しいアルゴリズムを考えるより
この動画では、Visual Studio Code

というエディタを使っているので、簡単に修正箇所を見つけていますが、私が仕事でプログラミングを始めたころは、プログラムのソースコードをプリントして目視で探していました。今よりもずっとプログラムの行数は少なかったとはいえ数十、数百ページから探すことは、想像しただけでも気が遠くなることです。もし、今、その方法で開発したら修正漏れだらけの粗悪なソフトウェアになると思います。
その後は、プログラム用のエディタの機能で修正箇所を検索できるようになって、かなり楽になりました。この段階では修正箇所の一覧を表示して、そこから修正箇所を表示するぐらいの機能でした。
たぶん、Visual Studio Codeの前身のATOMエディタぐらいからだと思いますが、動画のように検索結果の一覧がリアルタイムで変わっていく機能がついて感動しました。これで、私の作業ノルマの見える化ができるようになった瞬間でした。あと 300件とか?
動画の中で行っている”検索”を”フィルター”に変える作業は、エディタの一括変換の機能でまとめて行うことはできます。でも、私は、疑り深いのでその方法は使いません。修正箇所を確認しながら地道に修正する方がミスが少ないと思っています。

つづく


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