自分の獲得 ~動物と人間の類似点、相違点その3~

言葉は音声が記号化されたもので、記憶と結びつく。
言葉を道具として用いることで、記憶を対象として扱うことができる。他者と共有された共通の言葉を通じて、他者と記憶のやりとりを行うことができる。
自ら自身の記憶を対象として扱うことで、自分を対象として扱うことができる。
自分を対象として扱うことで、自分をその他の記憶(認識)と関係付けることができる。
人間は記憶を介して自分を(記憶の集合、認識の集合である)世界と関わらせることができる。

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