韓国では夜間パトに自動運転ロボを導入、ロボは我々の生活をどうかえてくれるのか、、、
インターネットで飛び交う、今週1週間のIT・科学・経済のニュースを 独自の視点で振り返る「ITニュースウェブ2023/07/01(第066回)」さて今週は、、、
韓国では夜間パトに自動運転ロボを導入、ロボは我々の生活をどうかえてくれるのか、、、
ソウル市が「夜間パトロール」の自動運転ロボット導入…安全ぜい弱地域に(06/29)
https://koreawave.jp/ソウル市が「夜間パトロール」の自動運転ロボッ/
韓国冠岳区(クァナクグ)では6月29日、IoT(モノのインターネット)サービスの推進・拡大の一環として、自動運転ロボット2台を市内に配備し、夜間パトロールを強化すると発表しました。ロボットは夜間は防犯パトロールし、撮影した映像を管制センターにリアルタイムで提供。また昼間は公園内の文化財や歴史を案内するサービスもするそうです。
歩くゴルファーの後ろを追う“キャディロボ” ゴルフバッグを自動運搬(06/28)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2306/28/news105.html
そんなニュースを追いかけるかのように、日本ではゴルファーの後ろを自動で追いかけてくれるキャディーロボ「Hello Caddy」が7月1日にUSEN-NEXT HOLDINGS子会社アルメックスから発売されました。これはけっこう前から実用化が始まっていて、ゴルフカートをリモコンで誘導するタイプなんかもありましたよね。
自走式?リモコン式?あなたはどれが好き?ゴルフカートの種類
https://gridge.info/article/lifestyle/detail.php?id=5267
キャディーロボットが進化していくと、キャディーさんが人間だった時代が完全に過去のものになりそうです。
ある夫婦が「自動運転ベビーカー」開発!3,800ドルで販売(01/13)
https://jidounten-lab.com/u_39257
今年の「CES 2023」でカナダのスタートアップであるGlüxKind(グリュクスキンド)が発表したベビーカー「Ella」も自動運転(ロボット)としてこの4月から販売が開始され、
自動運転ベビーカーに次世代の友だち作りサービス。スタートアップの世界最前線を体験(06/28)
https://www.businessinsider.jp/post-271866
6月21日に日本で開催されたロボット系スタートアップのマッチングイベント「Startup Showcase 2023」でも「Ella」が紹介されました。ここでは軍用のパワードスーツ「Roam Robotics(ロームロボティクス)」なども公開され、軍用だけではなく、医療や倉庫での運搬などにも応用できないか呼びかけたようです。
鹿島が建設現場の時間外労働削減へ、支援人材1.4倍に拡充(06/24)
https://newswitch.jp/p/37445
そんな中、建設大手の鹿島建設では、今年から飛行ロボット(ドローン)や建設ロボットの導入を加速して、来年度から始まる時間外労働の上限規制や人材不足を解消すると発表。町中の建築現場でロボットがビルを組み立てたりドローンが建築調査をする場面がみられるようになるのも時間の問題のようです。
みなと科学館で「『!』に出会うロボット展」 利用者50万人突破記念で(06/29)
https://shinbashi.keizai.biz/headline/2394/
2020年4月の設立以降約3年の東京虎ノ門にある「みなと科学館」では、延べ利用者50万人突破を記念して「『!』に出会うロボット展」を7月9日まで開催しています。
みなと科学館
https://minato-kagaku.tokyo/
もはや人間と共生していくであろうロボットをもっと身近に感じてもらおうというイベント。こういったイベントはほかにも、、、
「巨大ロボットアニメ」のデザインと映像表現の歴史を紐解く! 展覧会(06/30)
https://lp.p.pia.jp/article/news/279219/index.html?detail=true
マジンガーZや機動戦士ガンダムに代表される巨大ロボットについてデザインと映像表現の歴史から辿る展覧会『日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-』が2023年9月より福岡市美術館、2024年2月より横須賀美術館などで開催されることに先立って6月27日に都内で発表記者会見がありました。ガンダムの等身大巨大ロボットが横浜(GUNDAM FACTORY YOKOHAMA)にあるのはご存知可と思いますが、
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA
https://gundam-factory.net/
この『日本の巨大ロボット群像』イベントでは、さまざまなアニメに登場してきた巨大ロボットを実物としてだけでなく、その設定上の「メカニズム」と「大きさ」について徹底して解説していくというユニークなイベントになるそうです。
会津大、浜通りの産業集積加速 宇宙探査ロボ研究・ソフトウエア開発(06/30)
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230630108348
福島県は日本の中でも県をあげてロボットに力を入れていることで有名ですが、会津大学ではこのたび「福島ロボットテストフィールド(ロボテス)」を拠点に宇宙探査ロボットの研究と、災害用ロボットなどのソフトウエア開発を本格化させ、浜通りへの関連産業集積を加速させると発表。ロボット開発研究を通じて福島の復興を加速させるのが狙いだそうです。
ソニーグループは「走るスマホ」で大勝負! 成長の原動力はEVへの参入(06/29)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/325209
そしてソニーグループも吉田さんが会長兼社長CEOとなり、十時さんが社長兼最高財務責任者(CFO)に交代され、抱負を語ったところによれば、ソニーの未来図として想定している「成長」もしくは「破壊」の原動力が「EV(電気自動車)」であることを発表。ゲームやアニメ、スマホで屋台骨を支えてきたソニーが、エレキ分野で返り咲くためには、インターネットでつなぐコネクティッド(C)、自動運転(A)、シェアリング(S)、電動化(E)=「CASE」を根底とする自動運転、ロボットタクシー、ロボットバスなどの生活空間を創造していくことのようです。つまりこれまでのソニーが手掛けてきた「携帯するスマホ」から「走るスマホ」にシフトしていくというわけです。ロボットを「自走するスマホ」と考えるとまた新たな未来が見えてきますね。
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