ドM過ぎる私…見つけた！絶対この人は〇〇だ！！！

2016年2月某日
とあるサイトで日本語ペラペラのフランス人と出逢い、私の誕生日前日初デートをした。

ことの成り行きは、カナダ在住の親友が私があまりにも彼氏を作らないので、外国人が多く登録しているというあるサイトに登録をしてくれた。
日本女性は人気があるのか数千人からのコンタクトがあった。

私は英語が不得意なので、返信できる相手は限られていた。
ポルトガル人、アメリカ人、フランス人のたった3人のみ連絡が続いた。
この時はフランス人の彼が３番手だった。

会うこともなく数ヶ月この３人と連絡をとっているうちに、フランス人の彼が書いた短い文章にすべて見透かされてるような気になった。

妙に不思議な感覚になり『突然変なことをお聞きしますが、あなたは不思議な力を持っている人ですか？』とメッセージするほどだった。
彼からは『普通。そんな能力はない』といった返事だったが、付き合うことになって数日後、彼が「なんであの時、そんなこと聞いた？」と言ってきた。
話が逸れるので、この話はまた別述するが、彼もまた私と同じくちょっとしたスピリチュアル能力があるらしかった。

ある時『電話で話しませんか？』とメッセージしてきた。
正直いって、外見はタイプではなく私より1歳半年下なのに当時日本の生活が合わずかなりのストレスだったようで初老の男性かしらというくらい老け込んでいた。
少し迷ったが、はじめての電話なのに3時間以上も経っていた。

連日、彼との電話が楽しくて仕方なかった。
そして、ついに私は確信に触れることを聞いた。
「あなたはサディストですか？」

本物のドMはすぐにドSを見抜くことができるというのが私の持論である。

私はずっと運命の相手はこれがサインだとばかりにドSの人間を探し求めてきた。
その理由はいまだに謎だが、私のお眼鏡に叶う人は一人もいなかった。
自称ドSだと言う男性もお子ちゃまに見え、全く物足りなかった。

本物のドMの女性はドSに見られる。
理由は様々あるが、たったひとりの相手しかそのドMの本性を絶対に見せないという謎の暗黙の誓いみたいなのがある。
そういう理由があるからか定かではないがそれ以外の男性には逆に女王様のごとく振る舞い、そのギャップに刺激を感じるのかも知れない。

前置きが長くなったが直感的にわかった！

見つけた！絶対この人はサディストでしかも超一流のドS人間だ！！！

……長くなってきたので、また次回♡


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