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産む女性に寄り添う

前回の投稿のつづきです。
「子どもを産む」ことは女性にしかできない特権で、男性には感じられない痛みや感動があります。その経験をされた方の多くは、出産時の身体の痛みより、産んだ!という感動の方が記憶に残っているのではないでしょうか。しかし、妊娠中の女性のメンタルは、必ずしも前向きではなく、不安や恐怖、逃げ出したい思うことが、当たり前におこり、とても不安定なものです。様々な問題を抱えている妊婦さんにどのように寄り添うことが正解なのか、あらためて考えてみました。

寄り添うとは・・。

☆相談(聴く)
 知る・お互いが正しく伝わる
 思いを知る・理解する
 共感できる・気づく
 自己解決の光が見える
☆教育(一緒にやってみる)
 やり方がわかる・技術のコツを知る
 認めてもらえる・自信が持てる
 自分でやってみる・工夫できる

なるほど!
相手主体の会話をしながら「言えたこと」「行動できたこと」を褒めること!これこそ、自己解決の光となり、一緒にやってみることで、自分にもできることを経験し自信がついていく。自分の可能性に気づき、信頼関係も生まれる・・。そんな寄り添い方をしたいものです。

積極的傾聴の8つの制約

「聴くこと」に関して学んできましたが、最後に「愛」は勝つ!?
“あい”から始まるコミュニケーションはわかりやすくて良かったです。

次の誓約を守ることは利用者を守ることであり、ホームビジターを守ることでもあるのでしっかり頭に入れたいと思います。

①批判的にならない
②共感を示す
③個人的なアドバイスを与えない
 ・情報提供は必要な時に必要なだけ
 ・示すことで利用者が選ぶ
④詰問調にならない/なぜ?で始まる質問には気を付ける
 ・なぜ?どうして?・・責められていると感じる
⑤利用者の抱える問題の責任はとらない
 ・決めるのはあくまで利用者!利用者に寄り添う
⑥解釈をしない/パラフレーズで充分
 ・専門職・カウンセラーとは違う
  他の言葉に置き換えて言うことで本人が自分の気持ちに気づける
⑦現状と現時点に視点をとらえる
 ・今!利用者がどうしたいのか。過去や未来、いない人に焦点をあてない
⑧まず、感情と向き合い、感情について話し合う

たかまつ子育てハンドブック「らっこ」

高松市には、子育て情報満載のハンドブック「らっこ」があります。Webではなく冊子として手元に置いてじっくり読みたい人は、地域のコミュニティセンター等においてありますので、活用ください!!

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