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「懐古厨」と揶揄されても

「お前は昔の話ばっかりしてんな」と言われたことはない。「今の子は知らないか〜笑」と言ったこともない。(多分)

でも、昔の曲ばかりを聴き、ニコニコ黄金時代のMAD動画を観ることが多々あり、過去にあった出来事に思いを馳せ、話す癖がある。だから自分で懐古厨だなと思う。

・アニメや漫画などの推しがいない(流行りに乗らない)
・思い出に浸ることで現実から逃げている

これらが理由なのではないかと考えた。

推しがいないのは、流行りに乗る性格ではない+熱しやすく冷めやすいからだ。連載当時やアニメ放送時から今も好きなのは”鋼の錬金術師”だが、フィギュアやグッズは売ってしまっていて手元には漫画のみ。

最後にグッズを買いまくっていたくらいハマっていたのは”おそ松さん”である。一松が推しだった。キーホルダーなどは少しだけ残っているが、引き出しの中にしまってある。

YouTuberのはじめしゃちょーも好きになり、使っているのと同じシャーペンを買い、写真集も買ったが、最近の動画は全然観れていない。

芸人のNONSTYLEも大好きで地元に来た時は観に行ったり、漫才のDVDや昔発行されていた″お笑いポポロ″をNONSTYLEの特集があるものはブックオフで探して買っていた。(厳密に言えばNONSTYLEの石田が好きだったから待ち受けにしていたくらい)

熱しやすく冷めやすいことに気づいたのが東海オンエアを好きになった時期である。グッズが欲しいと思っても今までのことを思い出し、買ったのはSPINNSとのコラボパーカーだけだ。

前の記事で書いたようにシナモンは推しと言えるのではないかと思うが、自分の中では”一番好きなキャラクター”としての部類にいる。

とはいっても、推しが作れないこの性格より思い出に浸ることで現実逃避をしている理由の方が大きい気がする。

学生時代、何も考えずに過ごしていた。人間関係で悩んだりすることはあれど、それなりに楽しく学校生活を送っていたと思う。

何も考えずに楽しく過ごしていた日々が懐かしいというより、その時の自分が羨ましいのかもしれない。学校に行けば友人がいて、好きな部活に勤しんで、休みがあれば遊びに行っていた日々。

しかし、”何も考えず”と”何もせず”では意味が変わってくることが分かった。

最近、転職をした。仕事に追われる日々に疲れ、退職をし、休みたい一心で何もせず過ごしていた期間があった。ニート万歳!というのは始めだけで、だんだんと有り余っている時間がつらく感じた。

この性格だから何に対しても猪突猛進のような興味が湧かない。アニメや漫画はあまり観ないし、これと言った趣味もない。ほぼ毎日引きこもってYouTubeを観て、寝ての繰り返しだった。

そして無職は金がなくなる。その恐怖に耐えきれなくなる。でもニートからまた社会復帰することには別の恐怖がある。

結果、金がないと生きていけないから転職した。家に引きこもることはなくなったが、帰ってきても疲れてすぐに寝てしまう。好きなことがないとはいえ、こんな毎日でいいのかと思う。

職が変わったばかりだから覚えることが多い。そして今の職場は前職とは真逆である。仕事に追われる日々が戻ってきている感がデカい。慣れたら変わってくるのかもしれない期待はあるが。

働いていなかったら金に余裕がなくなり、好きなことが出来ない以前に生活に支障が出る。働いたら働いたで仕事のことで頭がいっぱいになる。

働いていなくても、働いていても、結局はつらい。(個人の見解です)

それを考えたくないと思った私は、楽しかった時期に観ていた動画や聴いていた音楽、思い出にしがみつくようになってしまった。

良いか悪いかで言ったら「いつまで過去にいるつもりだよ」と言われる気がするから、良くはない。と自分で思う。

何も興味湧かない、趣味が作れないことから無理やり何かに打ち込もうとすると続かないのが目に見えている。実際、そうでなくともすぐに冷めてしまうし。

懐古厨だなと改めて感じたのは、noteを書くようになったからだ。

エッセイだから自由に書いて良いし、過去のことを書くのも自由なのだろうけど、あまりにも書きすぎていないか?と思った。

それは今現在において書けることが思いつかないからなんだなと考え、今に至る。

noteを書くネタ作りとして何かをするのも良いきっかけなのかもしれないが…何をしたらいいのか分からない。

今までやってきたことで手軽に出来るのは、本を読むか絵を描くくらいだ。

実は積読が3冊ある。身が入らず途中で読むのを止めてしまったものがあるから正確には2冊半ほど。

読みたいと思って買ったのに読む気になるまでがあまりにも遅い。仕事終わりはすぐに寝てしまうし、休みの日は結局YouTubeを観てしまう。

絵を描くのも好きだった。練習したいところではあるがこれも身が入らない。途中まで描いて嫌になってしまう。わがままだな。

書いていて思った。最近観ているYouTuberをnoteのネタにするのもいいな。

少なくとも何に対しても全くの無関心人間というわけではないから、そこから派生させていきたい。

懐古厨の私でも、今を生きている。新しい何かに出会って、未来の私がまたそれについて懐かしく思い、話しているかもしれない。

何が言いたいかがよく分からなくなってしまったが、とにかく、何かしら今後ハマれるものが出来たらいいなとは思っている。楽しく生きるにはどうしたらいいのかというクソデカ疑問を解決出来るようにしたい。

それまでは、懐古厨と言われようが「こんな私でも必死に今を生きてるんです!」という精神でいようと思う。

今回はここまで。
読んでくださりありがとうございました!

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