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問う、なぜ音楽を聴く

やったー!note初投稿!

簡単に自己紹介を。
日本のロックバンドを中心にライブに行くことを生きがいとしている人間です。以上。

デザインを勉強している就活中の身ではあるけれど、音楽関係のお仕事にも興味があり、何社か受けて行く中で最終まで進んだ某音楽企業から見事お祈りされてしまいました。うっすら敗因を察しながらも「なぜ私を落とした〜!」という気持ちから音楽愛について語ります。自己満万歳。



「私は音楽を聴くことが好きです!」
「なぜですか?」
「辛いときに自分を励ましてくれる存在であり、元気をもらえるからです!」

うん、わかる。私もそう思う。嫌味ではなく本当にその言葉通りだと思います。そう、いいんだけど、音楽に興味がない人にももっと魅力的な文言で「音楽を聴く理由」について言えたらいいな、と思って私なりに理由を1つボンとまとめました。あくまでも人間22年目ワタシの単なる考えです。



「 音楽は心のスキマを埋めるもの 」



本当に最近だけど、私自身の話で。
朝起きて、家じゃ集中できないからカフェに行こうと思って、身支度して、玄関で靴履いて、そこでドアを開けずに座り込んでぼーーーっとするわけです。今自分がやらなくちゃいけないことが山ほどあるのはわかってるけど、就活、卒制、その他今から家を出て歩き出さなきゃいけないこと、全てに疲れてしまって何もやる気が起きないときがある。そんなときに、やっぱり時間を無駄にはしたくないわけで、家を出ます。
ウォークマン片手に音楽を聴きながらのろのろ歩いていて、シャッフル再生で流れてきた2曲

10-FEET「CHERRY BLOSSOM」
「桜舞う 桜咲く 過去は現在のために 桜舞う 桜咲く 今日は明日のために」

立て続けに同バンドの「MONKEY」
「見えないんだよ 笑える未来が 投げ出す勇気もない」




聴いたとき胸の下あたりがじわっと熱くなってカフェに向かう足取りが少し軽くなったと思いました。


音楽を聴いて元気が出る、というのはつまり、
仮に、心にタンクがあって、タンクには穴が空いてしまって、空いた穴から色々なものが溢れ出てしまっている。その空いた穴を音楽が埋めてくれる、ついでに元気もためておいてくれる、みたいな考えです。
人間誰しも常にツルペカリンな状態じゃなくて欠陥だらけ、穴だらけの状態でそれでも生きていかなきゃいけない時、空いた心のスキマを埋めてくれるのが音楽です。
音楽療法という治療もある通り、私たちは思ったより音楽に支えられて生きているのかもしれないなと改めて実感したほんの些細な出来事です。


ちょっと脱線して、
teto ツアー2019 正義売買-seigi bye bye- 最終公演6月30日TSUTAYA O-EASTにて、ボーカル 小池さんが言ったMC


「音楽で救われているんじゃない、お前らが勝手に救われているだけだ!!」


この言葉が当時から現在までやけに頭にこびりついていて、この意味を勝手に解釈すると、
音楽自体は聴いたところで空が飛べたり、動物の言葉がわかったりするような超魔力は無いわけで、聴いている人が音楽の力を信じた結果、思い込みのようなもので心に作用するのかな、とも思いました。


信じたものが救われる?信じるものは強い?


こんなこと言いつつ、音楽には未知の、科学では証明できない、とてつもないパワーがあると信じて疑わない私なので
「音楽で救われたと感じるのは実は私たちが強い人間で、何でもできると思い込んだ結果君たちが勝手に行動できてるだけだ!」
なんてあまり言いたくないです。こいつ何が言いたいねん、って感じだよね、スマン。
To.小池さん 勝手な解釈許してください。



少し脱線しましたが、私は音楽を聴く理由を言語化したかったから「心のスキマを埋めるもの」って表現したけど、
「好きだから」
「気分を上げるため」
「作業用BGM」
「違う自分になれるから」
とか、理由なんて人それぞれでいいと思うし、そもそも言語化しなくてもオールオッケー☆だと思います。

ただ、確定で言えることは、「音楽無くして今の自分はいないし、これからも私に欠かせない存在であること」ということです。


楽曲が好きで、アーティストが好きで、ライブが好きで、ライブに来るお客さんが好きで、会場が好きで、業界を支えてくれる人たちが好きで、MVが好きで、CDジャケットが好きで、上手ステージぎわから下手に向かってギター、ボーカル、ベースの並びの角度が映るライブ映像が好きで、etc、、、


世の中音楽を聴かない人も大勢いる中で、自分の好きなモノコトを問われた時、真っ先に音楽が思い着くのは幸せなことだと思います。出会えてよかった。音楽っていいな。

そんな音楽愛について語る回でした。




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