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私がシステムエンジニアになったわけ

こんにちは、T.Wです。

今日はPanasonicさんが「#この仕事を選んだわけ」というタグで記事を応募していたので、初心を思い出して書いてみます。就職活動で文系でSEを目指す方々に「こんな切り口もありだよね」と思って一歩を踏み出す背中を押せせたら最高に幸せです。

①今、私の職種は何?どんなことをしているの?

私はシステムエンジニアをしています。もう少し分類すると、社内SEというものに該当します。所謂、事業会社のシステム部門のSEです。事業会社で業務システムについての追加開発や保守の企画・推進、基幹システムのリプレイスの推進を行っています。事業部からの要件ヒアリング・整理や一緒に要件定義の推進をしていきます。後は予算の管理もします。以下、何故この職に就くことにしたのか、を記載していきます。

②私の学生時代バックグラウンドは?

私は文系卒で国際系の学部なので、ITは全く分かりませんでした。むしろ音痴な方でした。ゼミや卒論も全くカスってすらいません。バイトはスポーツショップでスニーカーを売っていました。ただ、真面目な学生でもなく、情報に対してアンテナも低い学生でした。ただ、スニーカーの接客は好きでしたし、最新モデルの展示会に連れて行って頂いた時は大興奮しましたし、売り場のレイアウトを考えるのは楽しかったです。担当はスニーカーと書きましたが、革靴以外を扱っていました。タウンユースのスニーカーからウォーキングシューズです。登山靴も一部ありました。なので、お客さんも幅広く、要求に対して提案させて頂くことが好きでした。ざっくり例を書くと「医者に歩け、と言われたんだけど歩きやすい靴はないですか?」という内容となります。サイズを教えて頂き、3種類ほど見繕って履いてその場を動いて頂くことをしていました。提案が刺さったり、ご納得されて購入頂くのは嬉しいですよね。これが原点となります。

③就職活動時はIT業界を目指していましたか?

原点は明確にありますが、IT音痴なので選択肢に入っておらず、就職活動は企業展に行っては小売業界か営業をメインに話を聞いていました。たまたま、通りかかった企業のブースで人が途切れたので、話を聞いてみたのがきっかけです。それでも最初は「何の会社かな?人が途切れてるし、聞いてみるか」みたいな感覚です。その時点でもその会社がIT業界とは知りませんでした。ただ、その会社が新卒で入社した会社となります。なので、正確に記載すると、その一社と話しして、試験受けて入社したので、明確にIT業界を目指して何社も受けたわけではなく、その一社を選択肢として進めたので、IT業界そのものを目指したことは無かったです。もし、新卒時の会社に落ちたら私はSEになっていなかったと思います。

④なぜIT業界の会社を選びましたか?

ここにきてやっと「#この仕事を選んだわけ」の核心に辿り着けます。

土日休みとかオフィスがキレイ、という薄っぺらい理由もありますが、一番は「お客様の要件を聞いて提案・調整しながらモノを作っていく仕事です。Tさんが理想としている、お客様に合ったモノを提供する、ということが可能です。」と言われたことです。これが一番の理由です。今思うと、この切り口なら他の会社や業界もありましたが、トントン決まっていったので特にそれを考えることもなかったです。今、就活されている方は、もし思ってもいない候補が出てきたときは、業界を研究し直して他の会社も調べても良いと思います。私は調べずに飛び込んでしまったので今があるわけですが。

⑤選んだ結果はどうだったのか

新卒時にお世話になった会社はもう退職しましたが、当時があったからこそ、今があると思います。これまでのキャリアではベンダー側、ユーザー側、それぞれでやりたいことを出来ている、と考えています。

ベンダー側ではソリューション提案から納入、プリセールスとしての要件定義~納入も出来ましたし、システム開発の現場でも提案、仕様と工数調整、設計、システムテストも出来ました。キッツい状況も多くありましたが、結果、ユーザーが望んでいるであろうものやご納得いただいたものを納品させて頂く、若しくは立ち位置が変わってもベンダーさんと一緒に作っていくことができていたので、一番やりたかったことは出来ていると思います。いまのところ正解になっています。正解になるのも、ならないのも自分次第かもですが。

⑥最後に

如何でしたでしょうか。顧みると運要素が強いキャリアでしたが、自分のやりたい原点があったからこそ、企業展での何気ないやり取りが、その後に繋がる糸になりました。これから就職、転職される方は迷った際にはご自身のやりたい原点に立ち返って、ご検討されると良いでしょう。業界はあくまでも場所でしかないので、違う観点で見るとまた視野も広がって思わぬ業界が候補に挙がり、それが良き縁になるかもしれません。

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