『ネコブロス』SP！ 黒猫の星・ジャックに密着＜後編だにゃー＞

菅田将暉×有村架純W主演作『花束みたいな恋をした』やドラマ『相棒』など人気作にたくさん出演している黒猫ジャック。にゃんこ憧れのスター・ジャックの『ネコブロス』撮影秘話を、メーキング映像とともにお届けする＜後編＞だにゃー。

※ジャックの撮り下ろしグラビアや『花束みたいな恋をした』特集は、『ネコブロス』（12月２日発売）でたっぷり紹介しています。

※前編はこちら

ネコブロスvol.1 (TOKYO NEWS MOOK 889号)

写真／石原さくら

にゃんと！　ジャックのパパも有名猫だった！

ジャックは2007年６月28日生まれの13歳、スコティッシュフォールドの男の子です。耳が折れていないタイプのスコティッシュフォールドです。
実は、ジャックのお父さんもTV界で活躍したスターにゃんこ。『ペット大集合！ポチたま』（テレビ東京系）のマスコットキャラクターだった“たま”です。白と茶色のスコティッシュフォールドで、まん丸お目めの可愛らしい姿を覚えている人も多いかもしれません。
“たま”はレッド＆ホワイトのスコティッシュフォールドで、お母さんはシルバータビーのアメリカンショートヘアだったそうで、そこから真っ黒なジャックが生まれてきたのは、自然界の面白いところですね。
黒猫がたまらなく好きな方が多いのと同じように、TVや映画でも「絶対に黒猫でないとダメ」といった需要が案外多いのだそうです。キレイな黒色の毛にしなやかなボディ、どんな現場に行っても落ち着いていられるジャックが、引っ張りだこなのもうなずけます。

人懐っこく、場の空気も読める名バイプレーヤー

『ネコブロス』の撮影に来てくれたジャック。真っ黒でツヤツヤの毛並みが美しく、大きなゴールドアイズも魅力的です。初めてのスタジオにも動じることなく、落ち着いたものでした。他のネコちゃんのように、隠れてしまうこともありません。鳴き声をあげることもあまりなく、大人しくてとっても性格がいい穏やかな子です。
初めてのスタッフにもすぐに懐いてスリスリしてくれました。なでられても平気で、とても可愛らしい普通のネコちゃんのように見えます。
しかし、いざ撮影となると、さっと雰囲気が変わります。「どこで撮りますか？」とでも言っているかのように、スタッフの要求に応じて、じっとしてくれています。もちろん、カメラ目線もお手のものです。
黒猫は撮影の仕方にコツがあるのですが、（『ネコブロス』の「プロに学ぶ　映えさせるネコ写真テクニック」で黒猫の撮り方も解説していますにゃ）背景や太陽光の具合に合わせて、カメラマンの要求通りに動いてくれるジャックに、プロ猫の真骨頂を見ました。
映画やドラマの待ち時間もへっちゃらで、上手に演技ができる名脇役にゃんこ・ジャック。これからもどんなにゃんこを演じてくれるのか楽しみです！

『ネコブロス』撮影風景vol.２はこちら！