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【23歳女のヨーロッパ周遊1人旅】#1 全体の感想編

皆さんこんにちは。鼓です。
どのくらい期間がかかるのか分かりませんが今日からは2月1日~15日で行ってきたヨーロッパ周遊1人旅のことを書いていこうと思います。

この記事は全体を通しての感想ですが、先に言います、めっちゃ長くなりました!!(笑)

あとこれからはドイツ・ポーランド・チェコの3ヵ国5都市を廻ってきてきたのでそれぞれの国の感想とか今後女一人旅してみたい!という人のためにすこ~しでも参考になればと思い、どのくらいお金をかけたりどのように計画を立てたのかという記事とかも書こうかなと思っております。

私の海外経験や旅の理由


まず、私の海外経験やどうして一人でヨーロッパに行こうと思ったのかについて。

これまでの海外経験


1人で海外旅行に行った(もしくはこれから行くんです!)と話すと大体驚かれるんですが、

4~5歳(記憶なし):グアム
高2:オーストラリア2週間ホームステイ
大学2年:家族と台湾旅行・フランス1か月ホームステイ

とこれまで何回か海外に足を運んできました。その中でも2回ほどホームステイに行かせてもらっていてヨーロッパにも一か月滞在した経験があったので一人で行ってもまあなんとかなるだろう!と!(笑)
あと、身バレが怖いですが外国語系の大学に通っていて海外の方と触れたり「言葉が話せなくて上手く伝わらない」とかの環境に慣れているのと、かつては英語を将来はなせるようになるぞ!と鼻息荒くしていた時期もあったりとかでまっっっっったく英語や海外に触れてきていない訳ではありませんでした。

あと「1人でヨーロッパ周遊する」が夢の一つだったので、やりたいことはやる、をモットーに生きているので行ってきました。

行ったキッカケ


ヨーロッパに絞っていた大きな理由は「世界史が好きでその中でもでもヨーロッパ史が特に好き」だったからです。
世界史で習った事柄や実態を現地で触れてみたいというのは高校生の頃からの夢の1つで、今もベトナムやカンボジアにも同じ理由で行ってみたいと思っています。
あとは世界史を置いておいてもヨーロッパに憧れがあるのもあります。

私が世界史を好きになった理由に高校生の頃の世界史の先生が挙げられます。本当に熱心な先生に出会えたおかげで世界史が好きになったのですが、その先生の専門がドイツ史やヒトラーについてだったそうで、その授業を聞いた日から世界史もさらに好きになったし「いつか絶対にドイツとアウシュビッツに行く」と決めていました。
なので今回の旅の一番の目的はアウシュビッツ収容所でした。

スケジュールやコロナについて

今回は春休みの旅行ということで2月から3月中旬で一番安い2週間を探して行ってきました。1日ズレるだけでも航空券の値段が結構変わってビックリだったんですが、今回は2/1~2/15の10泊14日で行ってきました。
往復の移動に合計4日間かかってますが、もっと航空券に課金したり、愛知の中部国際空港からのフライトだったのでこれが関東の空港だったらもう少し移動時間は短く出来ると思います!

ちなみに、
ドイツのミュンヘン空港発着のフライトだったのですがドイツは入国も出国もコロナに関することは一切何も聞かれずでした。他の国へ国境を超えるときもコロナに関することは何も聞かれなかったですし、向こうはほとんどマスクも付けてなかったです。1日に3人マスク付けてる人見るか見ないか、くらいでしたね。

日本に帰ってくるときだけVisit Japan Web Visit Japan Web|デジタル庁 (digital.go.jp)で接種状況などを登録した画面を見せる必要がありました。

感想

ここからはつらつらと感想を書いていきます。長くなりそ~~

所詮人間の住む世界なんだな~

3か国ヨーロッパを廻ってみて思ったことは、ズバリ「所詮地球かぁ」です。感情の規模がでかすぎる。

でもほんとにちょっと顔つきや言葉が違うだけで生きてるのは人間なんだなって。子供は泣くし年老いたら膝が痛むしお腹は減るし時々は歯磨きしたいし。アバターの惑星で生きてるわけじゃないから多少の差はあれど「みんなみんな生きているんだ 友達なんだ~~」って感じました。

言葉は通じないけど私が困ってそうだったら手伝ってくれるし、死にそうになっても誰かがなんとか手を差し伸べてくれてさすがに野垂れ死にはしないだろうなって途中から思ってました。

人間簡単には変われない

海外に来たからって「私」は変わらないんだな、とも思いました。
日本でやっていないことなんて急に始められないし、日本の生活スタイルは変えられなかったです。今まで何回も日記を継続することに挫折している私は海外でも書けなかったし、ビールが好きでもお酒の弱い私はドイツに行ったからといってビールがガバガバ呑める訳でも無かったし。夜までどんちゃん騒ぎ出来ない私はそうそうにホテルに切り上げて朝早起きして行動していたし。

「私は私とはぐれるわけにはいかないから」って有名曲がありますけど、なんかそんな感じでした。

今の所海外移住とか全然考えていないけど「何かを変えたい!自分を変えたい!新しい自分に生まれ変わる!」って目標で海外に行ってもその目標は達成できないのかな~なんて。人間関係を一切合切新しくしたい!とかなら良さそう

自分の言葉が他の国でも伝わるってどんな気持ち?

日本国民としてのアイデンティティって少し特殊なのかもなとも思いました。
ヨーロッパは「EU」という枠組があるし、イギリス人とオーストラリア人とシンガポール人は訛りはあれど共通の「英語」という言葉でコミュニケーション取っていたし、島国で言葉も自国でしか通じない日本人って少し稀有なのかも。

言葉が自国でしか使われていない国は沢山あるだろうけど、それプラス島国ってなると多分少ないよね。

特にパスポートを見せずにバスに乗っただけで隣の国に行けたり、国境を越えても自国の言葉で交流できちゃう人たちってどんな気持ちなんだろう?って蚊帳の外の外から眺めて思いにふけってました。(笑)

一日一日を丁寧に

1人だったこともあって最初は結構不安だったんですよね。
海外に行くことがというより「女一人で知らぬ国を出歩いて大丈夫だろうか」という不安が大きかったです。分かりやすく言うと強姦受けたらどうしようっていう不安です。
なぜこれが一番大きな不安だったかはちょっと不思議だけど、パスポート無くそうが携帯無くそうが一生のトラウマにはならないけど、強姦受けちゃったらもう今後の人生に関わるトラウマになりますからね。もちろん日本で被害に合わない保証なんてどこにもないけど、なんとなくこれが一番の不安でした。(笑)

もちろん他にも大丈夫かな~と思いながら最初の1週間とかは寝る前に「無事、今日を終えることが出来た・・・。」って安堵しながら寝てました。
「今日を生きれた」という当たり前のことに凄く感謝出来た結果1週間の月日が何か月分にも感じられてこのくらい日々を丁寧に生きていきたいなと思いました。

丁寧に生きるって正直難しいけど、この2週間を思い出すとその気持ちがふっと沸くので良い経験になったなと。

日本の良いとこ悪いところ

ホームステイで海外に滞在するのとはまた違う海外の見え方が個人的にはあって、やっぱそうなると日本に対しても新しい気づきが生まれました。

・周りを気にする
今まで長期で海外に滞在したのがホームステイだけだったんですが、ホームステイって団体で海外に行ってるので団体行動なわけです。だから今まであまり気づけてなかったんですけど、やっぱり良くも悪くも海外は周りの目は気にしてないし日本は周りを気にして気を読んで生きる国民性と社会性なんだな~とかなり強く感じましたね。

「周りを気にせず生きる」ことは大事って頭で理解していても正直難しい部分もあるじゃないですか。でも日本人としての国民性と社会性を持ち合わせて日本という国で生きている以上、抗って生きるより付き合って生きる方が合ってるんだなと腑に落ちて、すごく生きやすくなりました。
無理やり周りの目を気にせず生きるんだ!!って思うより上手く付き合っていくみたいな。
これはホントに今回気づけて良かったポイントです。

・治安
いや~~~やっぱ日本の治安!最高!もちろん慣れてるっていうのは大きいと思うし、何事も知らないは怖いに繋がるのでそういう面もあるとは思うけど、にしてもやっぱ肌で感じる治安が全然違う。
これってさっきも書いた周りの目を気にすることのメリットだと思うんですよね。周りの目を気にするからこそこれだけ街が綺麗だったり人の前の自分の見え方とか気にしてるからなんじゃないかなって。

・安くて旨い
牛丼500円とかラーメン800円とかであんな美味しいもの食べれるのってやっぱすごい。何事も安いからこそ賃金も上がらないとかもあるのかもしれないからこれが全面的に良いことなのか分からないけど「安くて早くて旨い」すごい。

最後に

長くなってしまったけど、ざっと全体的に感じたことを書いてみました。
自分のためが一番大きいので誰かのために書いたわけじゃないけど、どこかで役に立ってたらウレシイです。

長々と読んでいただきありがとうございます。
まだまだヨーロッパ記事は更新していくので気になる方は覗きに来てください。ではまた!

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