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むかしとこれからを思いながら、大晦日


ここ3ヶ月くらいどうやって過ごしてたか覚えてないくらい毎日があっという間に溶けていって、気がついたらもう年末だ。
帰省もしないしご馳走も食べないで、いつもと変わらず本屋に行って喫茶店で本を読んで、質素なご飯を食べてるだけなので、全く大晦日感がないなあ。

小さい頃からずっと、1年の中で大晦日が1番好きだった。
家族がみんな集まって、大量に用意された美味しいものをたらふく食べて、友達といつまでも内容がないLINEをして、好きなだけ寝る、働かないで食うだけ以上の幸せがありますか。

特に祖母の家で過ごす年は格別で、潤沢なご馳走や睡眠はもとより、あの、いつもとは違う場所にいるので、なにもできないから仕方なく何もしなくていい免罪符。学校も部活も仕事も、ここでは絶対にできないという安心感が好きなんである。

その思い出の蓄積から、きっと私はいつまでも大晦日が好きなんだろうなあと思うけど、大晦日が好きって言えるのって、家族とか友達とか周りの環境に恵まれてきた証でもあるのですね。自分のいる場所が安全だって疑わずに生きていられたという、大変ありがたい事実に気づいた最近でした。

今年は変化がたくさんで、グラフにすると上下に大きく波が書けそうな年だったな。だけど1番楽しくて、2月くらいの、決断した自分を「よくやった!」って褒めてあげたい年でした。えらいね。

来年の私も褒めてあげられるように生きていってくれ、頑張れよ、ここから応援しています。

そんなこと言ってたら1人で過ごす私を心配して、祖母から果物とお菓子が届いた。ハ、ハッカ甘納豆、、渋い!







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