辻村千春

せいかつをみつめて、わすれたくない

辻村千春

せいかつをみつめて、わすれたくない

最近の記事

さらにいきます恋人の話

またまた恋人が遊びに来て、昨日帰ってしまった。恋人は4月から徳島で働くので、引っ越し道中、ついでに私のところに寄ってくれた。 今回のお土産は映画「あん」を見てからどら焼きづくりにどっぷりハマっている私のために、どら焼きをのせるための春らしいお皿、私の好きな飲み物栄えある1位のとうきび茶。 相変わらず最高なセンスだなあとまじまじとみる。 今回一緒に過ごして、元々一緒に暮らしていたのだが、離れてみてよかったなあとしみじみ思った。 私と一緒にいたら行かないであろう雑貨屋、買わな

    • 恋人について

      11日、遠くに住んでいる恋人が遊びに来て、今日のお昼頃に帰ってしまった。   体感、普段の4倍程の速さで過ぎる3日間であった。 事前に一緒に行きたいところを本やネットで探してリストアップしたり、可愛いと思ってもらえるように肌の調子を整え、髪を染め、ペディキュアを塗り、2ヶ月前から会う日を毎日カウントダウンしていたのに、会ってる時間はあっという間だ。   4年前から変わらず、美術館に行き、雑貨や古道具を買って、古本をじっくり選んで、ゆったり美味しい物を食べて、温泉につかって

      • むかしとこれからを思いながら、大晦日

        ここ3ヶ月くらいどうやって過ごしてたか覚えてないくらい毎日があっという間に溶けていって、気がついたらもう年末だ。 帰省もしないしご馳走も食べないで、いつもと変わらず本屋に行って喫茶店で本を読んで、質素なご飯を食べてるだけなので、全く大晦日感がないなあ。 小さい頃からずっと、1年の中で大晦日が1番好きだった。 家族がみんな集まって、大量に用意された美味しいものをたらふく食べて、友達といつまでも内容がないLINEをして、好きなだけ寝る、働かないで食うだけ以上の幸せがありますか。

        • 悪いことじゃないし、って言い訳のように使う

          最近わかったことがある。 世間で悪いとされていることは、大体悪くない。 というのも、誰かがヤマシタトモコさんの「違国日記」(祥伝社)をおすすめしていて、なんとな〜く読んだのですが、まあこれが見事に全巻救いになっていて、読んでは泣いて読んでは泣いての繰り返しです。 作中で槙生ちゃんが言うことに多分読者全員が救われていって、直接的に考えていたわけではないけど心のどこかでずっとぼんやりと抱えているなにかはわからないものも、きっぱりと具現化してくれて、ああ、そうなのか、そうだよね

        さらにいきます恋人の話

          仕事、お金、生きていくこと

          仕事ってイコール生活ですよね、そうではないですか、私はそう思うのですが。 大学4年間をボーっと生きて、社会人になりたくないねーって友達とケーキを食べながら言い合って、まあみんなとおんなじように就活して、卒業後は地元の企業の営業職についた。 仕事、大変だったなあ。 社会人イヤだねーとは言いつつ、まあなんとかなるでしょ〜って思ってたねえ。想像の50倍大変だったねえ。 職場の人はみんな優しくて、お局さんとか理不尽な上司とかはいなかったけど、有名企業特有の意識の高さみたいなのが

          仕事、お金、生きていくこと

          知らない土地で1人

          お金がない。 今朝きちんと計算すると、ついに家賃を支払えなくなっていることがわかった。 飛び出すように24年住んだ土地を出て、誰も知らない土地にきて明日で3ヶ月。 毎日、楽しいと不安と幸せと悩みを交互に感じながら過ごしている。 こんなにお金がないのに、花は買うんだね。 クリスマスホーリー、可愛いね。

          知らない土地で1人