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つないでいこう Vol.5

完成!到着!

やったー!

予想以上の仕上がりです!
QRコードを大きくし、色を濃い目藤色に変更したのですが
色もさりげなさも想定以上!
TUQRUさん、ありがとう!

喜んでくれるかな?

到着した2日後に、生徒に配布しました。
卒アルとともに、渡し「よかったら卒アル持ち帰るのに使ってね」と言い添えて。
渡した瞬間に「あ、これ、日めくりことのはのやつだ!」と気づいた生徒もいたりして、なかなかの好感触…だったのですが

え?どうして?

ほとんどの生徒が、ビニール包みから出すことなく、カバンにしまってました。
使ってくれないの?(泣)と思いつつも
大事に取っておいてくれてるのかなぁとも思い
思惑が外れてちょっと苦笑い。
でも、欠席した生徒の荷物をまとめるのには使えたから、よし!(あれ?)

私が伝えたかったこと

「これからいろいろなことがあると思うけど、みんなが書いた励ましの言葉をふと触れて、頑張ってた自分を思い出してほしいな。そして、高校が懐かしくなったら、スマホでQRかざすと、いつでも学校にもどれるよ、という意味でデザインしました。よかったら、予備の予備くらいのエコバッグで使ってね」と最後にお伝えしました。

つなぐ

このエコバッグには「つなぐ」作業がかなりありました。
まずは、一番最初のLHRでの「ひとこと」作り。
生徒が書いた「励ましの言葉」を毎日一人ずつ掲示してつないでいました。
その「掲示物」は「エコバッグ」につながり、エコバッグのデザインでは、直線ではありましたが、渦巻きになるようにつないでいくのが作業のほとんどを占めていました。
その渦巻きを学校InstagramのQRにつなげ、上記の私のメッセージの意図につなげていきました。
ある意味、過去とこれからの彼らをつなぐデザインだったかも、と勝手に自画自賛したりして。

ある人に私は「人と人、何かと何かをつなぐ人」だと言われたことがあります。この作業を振り返ってみると、まさに「つなぐ」の連続だなと、今は思います。

結びに

人に物を贈るのことが好きなのは、その人がどうやったら喜んでくれるか考える時間がとても幸せだからなんです。
受け取り方まで望むのは押し付けがましくなりますので、届けるところまでのプロセスを楽しむようにしています。
あのバッグも生徒がどう使おうかは、生徒の自由。
ただ私が感謝と応援をしているのが伝われば、それでよしです。

ここまでご一読くださりありがとうございました。

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