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#○○写真部という遊び方

私が写真を始めてからずっとお世話になっているモノがある。「#浦の星写真部」というX(旧Twitter)上でのハッシュタグだ。
初心者にありがちな、何を撮れば良いかわからない時期に、このタグがあったから舞台となった聖地の写真を撮れば反応が少しは返ってくる、だから写真を撮りたいというモチベーションになった。

今、仲良くさせてもらっている人たちも、そのタグの投稿を続けていった延長線上でコミュニケーションが発生してコミュニティに入れてもらえたからだ。

ここ最近、忙しくて写真を全然撮れておらず、撮ったとしてもネットに上げる意味を見いだせずにどうしたものかと頭を悩ませていた。
だが、その忙しさもひとまずピークを越えて少しずつ余裕が出てきたところで、自分はどういう写真を撮りたいのかという大本の疑問に向き合う必要が出てきた。

というのも「みんなで叶える写真展」を沼津、お台場、原宿、秋葉原展までやりきったことにより、最初に書いた「聖地の写真を撮る」という行為に満足してしまったのだ。

だが、何かしらの写真は撮りたいし表現したいという欲求は存在するため、その根幹はどこにあるのかを探るべく生まれているのがこの文章である。

そんなときに、萩庭桂太さんがゲスト回の渡辺悟さんのYouTubeを見た時に引っかかるモノがあったので共有したい。

高校生が写真部に入っていて何を撮れば良いのかという質問をしている。
その回答で、

「みんな写真を撮るけど残さない、写真部でいる必要性としてなにがあるかと言ったらアーカイブしか無い。きちんと何十年も残るようなシステムを作れ」
「みんなが撮らないモノをアーカイブするのが写真部の役目」

このやりとりを聞いて、自分たちが感覚でやってきたことはちゃんと合理性があったのだと理解することができた。
#浦の星写真部のタグに込められた想いは作成者に写真展で行ったトークショーで触れていただいた。

#浦の星写真部タグの途中参加者の私が言うのもおこがましいかもしれないがご容赦願いたい。
・写真部タグの最初の目的が災害等で失ってしまうことを視野に入れて何十年もアーカイブすることであった。
・投稿者が多かったことで、みんなが撮ってるモノをとってもつまらないためにみんなが撮らないモノを撮影して投稿するようになった。
この条件が達成されたことで、写真部でいる必要性が満たされていた。
だからコミュニティが広がって「Find Our 沼津」まで繋がっていったのだろう。
今はその役割を「Find Our 沼津」が公式として先頭に立って動いてると感じる。今後も#そうだ沼津へ会いに行こうのようなコンテスト企画を是非開催してもらいたい。

今、ラブライブシリーズの舞台に合わせて作品毎のタグがある。
#浦の星写真部
#虹ヶ咲写真同好会
#結ヶ丘写真部
#蓮ノ空写真部
そして一応、#音ノ木坂写真部もある。

私はこれらのタグの発足者でも何でも無いが、聖地の写真を撮って楽しんできた身として、ぜひ自由に使ってもらいたいというのが個人的な思いである。

舞台に遊びに行って、SNSに投稿しようという流れでタグがあると便利なのだ。誰かに見てもらって反応がもらえるかもしれない、ならもう少し上手く撮ろうとなったりもする。
#蓮ノ空美術部のように公式に拾ってもらえるわけでは無いが、それでも舞台の写真がタグきっかけで増えて流れてくると言うなら盛り上がりに貢献できるだろう。

そしてそれが自然と「写真部でいる必要性」の要件を満たして、また面白いものが生まれるんじゃ無いかと期待している。

さて、ここまでとりとめの無い文章を書いてきたが、自分が何をどう撮りたいというのはもう少し探す必要があるようだ。
また別の角度から探っていきたい、それでは。


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