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フォカッチャの簡単な作り方~イタリアの思い出レシピ~
Rosemary Focaccia Recipe
オリーブオイルたっぷり、塩味が効いて、こんがり焼けたローズマリーが香ばしいフォカッチャ!
イタリアでよく食べるパンです。簡単で作りやすいレシピにしました。
粉をふるう必要もなく、ボウルひとつで作れます。
卵もバターも使わないので、バター不足の昨今、気軽に焼けるパンです。
お塩とローズマリーでこんがり焼くので、おつまみにもぴったり。ワインによくあいます。
おおざっぱに作ってもおいしく焼けるので、初めて作るパンとしてもおすすめです。
![画像24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28519862/picture_pc_56a26468aa3f60a6751bd63599f0ba88.jpg?width=800)
コツは、ひとつ。
必ず新しい小麦粉を使ってください。
日本はイタリアと違って湿度が高いので、小麦粉はすぐに湿気てしまうのです。
できれば数回で使いきれる量を買ってきて、封をあけたらすぐに使ってくださいね。
あまったら、きっちり封をして、冷蔵庫で保管してください。
(このフォカッチャはとってもおいしくて毎日食べたくなるので、すぐになくなってちょうどいいと思います!)
材料
直径約18cmの丸いフォカッチャが1枚焼ける分量です。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28509006/picture_pc_e008e246c70a32ef9a4eadf9d0bf6197.jpg)
生地
・強力粉:150g
・【A】お水:90ml
・【A】ドライイースト:小さじ1 (約3g)
・【A】お砂糖:大さじ1/2 (約4.5g)
・お塩:小さじ1/2 (約2.5g)
・オリーブオイル:小さじ1 (約4g)
仕上げ用
・【B】生地にぬるオリーブオイル:お好きなだけ
・【B】ローズマリー(フレッシュでもドライでもOK):お好きなだけ
・【B】生地にかけるお塩 :お好きなだけ (岩塩、粒の大き目なお塩がおすすめ)
※お砂糖はパンをふくらませやすくするために入れます。
慣れてきたら少なめでもうまく焼けるようになります。その場合は、発酵時間を長めにしてみてください。入れたほうが成功しやすいです。
道具
・ボウル:1
こちらを使っています。お皿がフタにもなるので、ラップ不要でエコ!
・大さじ (15ml) :1
・小さじ (5ml):1
・計量カップ:1 (お水90mlを測ることができるものがあれば、なくても大丈夫です。大さじを6回使えば90mlになります)
・クッキングスケール:1(粉をはかるもの)
こちらを使っています。粉も液体もはかれるので、1台あれば計量カップは不要です。
洗い物が減りますし、とても便利です。
・オーブン
(※ラップ:フタのあるボウルや容器がある場合は、ラップは不要です)
(※めん棒:なくても大丈夫です。お持ちの方はお使いください)
(※クッキングシート:あると便利ですが、なくても大丈夫です。スーパーのサランラップやホイルの売り場にあります。)
作り方
(1)強力粉と【A】とオリーブオイルをまぜる
まず、【A】を全部まぜます。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515185/picture_pc_d076b859f3fc4338c880c4644f41c631.jpg)
ドライイースト小さじ1は、これくらい(約3g)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515158/picture_pc_f65a937bd656b4101b6307293f98fcec.jpg)
お砂糖大さじ1/2は、これくらい(約4.5g)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28514423/picture_pc_20dd6316417ff9c168f645eeaf15f053.jpg)
お水(90ml)を少しずつ入れながらまぜたら、よくまざります。
でも、完全にまざらなくても大丈夫。だいたいでOK!
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515330/picture_pc_90008843e7cb38bdf92b0842e4180564.jpg)
強力粉150gに……
![画像24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28518474/picture_pc_7bf83b7148c5d6fdfc6b31b1fd33c3c3.jpg)
まぜた【A】を投入!
![画像24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28518483/picture_pc_941693bc81b2cc655736958b919c94fb.jpg)
オリーブオイル小さじ1(約4g)と、お塩小さじ1/2(約2.5g)も投入!
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515494/picture_pc_aea671fff6846cc742c5ee5e88c0d76b.jpg)
まぜます。
慣れたら全部手でまぜますが、最初はスプーンで(もしあればスクレイパーなどで)まぜると楽です。
大さじの計量スプーンをそのまま使うと洗い物が少なくていいですね。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515431/picture_pc_69fef715d56a2abcbd002026c4907a3c.jpg)
これくらいになってきたら、手でこねます。5~10分くらい。
(※やわらかめのフォカッチャにしたい場合は、もっと長く、しっかりこねてくださいね!)
好きな音楽をかけて、1~2曲聞きながらこねるのも楽しいです。
瞑想するように、ぼ~っと無の境地でこねるのもいいですね。
考えごとをしていたら、あっというまに時が飛びます。
(2)一次発酵 (約30分放置)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515561/picture_pc_5be52e3e8c11e78556e7527538417f64.jpg)
こんなふうに丸めてください
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515594/picture_pc_ea09e08441f0802f5d15600fa67d9458.jpg)
ラップをして、30分ほど放置して一次発酵させます。
![](https://assets.st-note.com/img/1662437753817-BebT7MijIG.jpg)
ふたのあるボウルや容器がある場合は、ラップは不要です。エコですね!
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515637/picture_pc_17b78f5496af8e26779afa12b3c87c69.jpg)
2倍くらいにふくらんだら大成功! 一次発酵は終わりです。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515705/picture_pc_7b702d0d9be49423883d35148c29e9c0.jpg)
手でやさしくおさえて、ガスを抜きます。
ぺたんこになりますが気にしないで大丈夫!またふくらみます。
(3)ベンチタイム (約10分休憩)
ガスを抜いた生地をまたやさしく丸めてください。このように……
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515748/picture_pc_2fb838d9f5a88667cffaee4c7ad7f619.jpg)
丸めた生地を天板の上にのせ、常温のオーブンに入れてふたを閉め、10分放置します。(オーブンは密閉できるのでラップやぬれ布巾は不要です。)
天板にはこのようにクッキングシートを敷くと楽ですが、なくても大丈夫。シートのかわりに、天板にオリーブオイルをぬってください。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515788/picture_pc_120182fbd91cd317ad314c0c5b65ab5a.jpg)
10分後……またふくらみましたね! 大成功!
(4)二次発酵 (約40分放置)
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515869/picture_pc_b382e9c1cd576fceefd9959d6c79eb55.jpg)
手で押しのばして、1cmくらいの厚さにします。
(めん棒で伸ばすと楽ですが、ここでしか使わないので、あえて買う必要はありません。生地が小さいので、手で簡単に広げられます。)
35℃のオーブンで、40分間、二次発酵させます。
※30~40℃くらいに設定できないオーブンの場合は、暖かい場所においておいてください。もう夏なので1時間くらいで発酵すると思います。(お住まいの地域によります)
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28515969/picture_pc_4e14cba0b2681c647b6e2e56add571e5.jpg)
これくらいふくらんだら大成功!
二次発酵の終了です。オーブンから取り出してください。
カラになったオーブンは、200℃に予熱しておいてください。
最後に、【B】で仕上げをしましょう。
(5)仕上げ→約15分焼く
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28516095/picture_pc_81c3c5712f2b45da8aee3247141ecefc.jpg)
指で生地を押して、くぼみを作ります。こうすることで均等にふくらみます。
フォカッチャらしくなってきましたね!
![画像22](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28516118/picture_pc_eb6a0151a827ea383cdcb3ffb9f739cc.jpg)
【B】のオリーブオイルを好きなだけぬります。
刷毛は不要です。軽くまわしかけて、手でやさしくなでるだけでOKです。
(わたしはオリーブオイルが大好きなので、たっぷりかけます。オリーブオイルの海……)
【B】のローズマリーを好きなだけちらして、お塩を好きなだけふります。
200℃に予熱したオーブンで、約15分焼きます。
(時間はオーブンによります。こんがり焼けたら完成です)
![画像25](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28652152/picture_pc_603b8a282667d52b1a7ab78c32d3ed5f.jpg?width=800)
外はカリッ! 中はモチッ!
焼き立てフォカッチャはとってもおいしい。
これは、基本のレシピです。
ほかにもオリーブをのせたり、お塩のかわりにパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりふったり、違うハーブを使ったり、生地にドライトマトを入れたり……いろんなアレンジで楽しんでみてくださいね。
黒オリーブと塩レモンのフォカッチャの作り方はこちらです。
ハーブを使わないプレーンなフォカッチャは、どんな具にも合うのでサンドイッチにぴったりです。
フォカッチャの一次発酵を終えてガス抜きをしたあとに、生地を二等分してまるめると、こんなふうにかわいいフォカッチャが二枚焼けます。
![画像24](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28519544/picture_pc_3af27a6fccaffdce0714116a91b0399e.jpg)
横半分にスライスすると、ブルスケッタやサンドイッチにぴったりです。
わたしはブルスケッタをよく作ります🍅
作り方はこちらの記事をごらんください。
ここまで読んでくれて、どうもありがとうございましたʕ ❛ᴥ❛ʔฅ🍞🥐🥖
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