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顔さえよければいい教室という作品

こんにちは、つるちゃんです。
新年あけましておめでとうございます。
みなさんは何をしていますか?
おせちを食べたり、お年玉貰ったり、友達と遊んだり。
しかし! オタクにはそれよりも重要なことがある。
それは、冬アニメを確認し、昨年見逃した作品を確認することだ。

とまあ、こんなことはおいておいて。
自分の最初の記事を何にしようかって、意外と考えるものなんですよ。
ということで、最初の記事は
「顔さえよければいい教室」という万人向け作品。
オタクでない人も、オタクの人も、どちらにもオススメできて
さらに完成度が高いものを選びました。
気になった人はぜひ見ていってください

まずはあらすじ!
舞台は都会のどこか(名前からして池袋?)。
主人公である池袋楽斗は生活力皆無の妹である池袋詩歌と一緒に暮らしていた。
しかしある日、妹である詩歌の唄の才能を評価され、とある学校に入学することになる。
その学校とは、「顔」などをはじめとした、外見や、芸術面での才能が評価されるという特殊な学校。
そこの生徒は一人一人自分の動画サイトを作って、再生回数で勝負する。
なかなか伸びない詩歌たちの再生回数。
それと同時に詩歌はクラスメイトのある子の歌い方に疑問を持ち、それをきっぱりと言ってしまい喧嘩となってしまう。
それからまたギクシャクし始めたと思ったら…… といったあらすじ。

次は音楽について
ライトノベルで…音楽? と思われた方もいるでしょう。
しかし、この作品はこれに力を入れているといっても過言ではない!
だって俺がこの作品を素晴らしいと思ったきっかけは、youtubeで投稿されていた、「全方向迷子カタログ」が神曲だったからだ。
「全方向迷子カタログ」とは、作品内で登場する池袋詩歌が歌った曲であり、声は楠ともりさんが担当している。
これがっ、ほんとーに、すばらしい!!
めちゃくちゃ流行ったあの『ぼっち・ざ・ろっく!』の曲にも全然引けを取らない完成度を誇っている。
あとは、んと、聞けばわかると思います。
やっぱり曲は聴く人の感性が一番重要な気がするので。

一番大事なストーリーについて
まず、オタクでない人に知っていてほしいことをお話する。
それは、シナリオライターの『三河ごーすと』さんについてだ!
俺がこの人を知ったのは「神様のような君へ」というノベルゲームなのだが、それはまたいつかお話します。
長々と話しても覚えてもらうことが出来なさそうなので、とりあえず簡単に言うと
「幅広いテーマを描くことが出来て、謎で読者を引き込ませて、なおかつ楽しい」です。
これだけでも覚えていってね。
作品の内容については、単純に面白い。
兄弟で芸術学校を乗り越えていく、みたいなイメージ。
芸術学校版のノゲノラ……みたいな感じ?
ただ一巻だとやっぱり主要キャラすげーみたいな感覚だけが残って、これからだなって印象があった。
あとタイトルだけ見て、顔だけ勝負の世界だと思ったら大間違いです。
俺もその大間違いをしていて、最初に読むのをためらってしまいました(やっぱり顔にコンプレックスを持ってる人は多いと思うんだ)。
しかし内容はそんなことはなく、むしろ顔について言及している部分は思い出せないくらいにはないです。
そんな感じなので、タイトルがちょっと……と思っている方は気にせず読んでみると良いと思います。

最後に
これにて「顔さえよければいい教室」の紹介を終わりたいと思います。
個人的におすすめの手順として
「全方向迷子カタログ」を聴いてみて感動する→「顔さえよければいい教室」を読んでみる→「全方向迷子カタログ」をもう一度聴いて歌詞を見て感嘆する→「全方向迷子カタログ」を聴きながら「顔さえよければいい教室」を読む
ここまでしなくても全然楽しめますが、ここまでついしてしまうくらい良い作品です。
これが出来ればりっぱなオタクの仲間いりです。
ようこそこちら側の世界へ。
それでは、良いラノベライフを!


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