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  三国志、今年こそは!



 三国志は教養だ。時間の洗礼を受けているだけに今日でも使える知恵と知識が散らば眼られている。実用性もある。そう考えた私は下記の本を手に取った。

三国志といえば吉川英治、というくらい日本では別の書がメジャーである。出だしも美しい。しかし、宮本武蔵を記載した氏だけに、やや創作の色が濃い。原書の味わいと自身の読む力を信じている人には上記がお勧めである,,,,,,と判断し読み進めていたのだが、

私の理解力など寄る年波には勝てず、波で削り取られていた。そして気が付くと吉川英治を青空文庫でダウンロード。。

やはり美しい、出だし「三国志には、詩がある。」
ふむふむ。
「本来、三国志の真味を酌くむにはこの原書を読むに如しくはないのであるが、今日の読者にその難渋なんじゅうは耐え得ぬことだし、」
流石は吉川先生、良く分かってらっしゃる。。私のような凡人には、苦行は耐えられないこと理解されている。素直に氏の筆に従い読み進めよう。。

と思ってダウンロードしてから2日、まったく読み進めていない!!
何が悪いのだ?

答え

「根気がない」


スマホと家事のマルチタスクで元から少なかった脳のスペック、古くなったOSはもはや回復不能となっていた。

もう私には三国志を理解するすべはないのか。。膝を抱えていると、スマホアマゾンアプリから下記広告がチラチラと上がってきた。

いかん、マンガで済ませるなど!麻生太郎じゃあるまいし!
マンガを馬鹿にしているわけではない。私自身マンガは好きだがあくまで原作がマンガで、マンガでしか味わえない画や表現の妙を楽しむためにある表現形態だ。私はスマホから目をそらした、いや、そらそうとしたら、amazon unlimited 今なら2カ月0円 が目の端に引っかかっていた。。

気が付くとyogiboにもたれかかりつつKindleを手に取り、曹操徐州大虐殺まで読み進めた。

いいじゃないか
ざっとわかる
それで十分だ

それぞれがそれぞれの楽しみ方で、三国志の世界を味わおう。



#読書の秋2022 #読書 #人生 #おうち時間 #三国志 #古典


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