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音楽

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#KPOP

プレイリスト「Complete|e.one/Jung Hohyun/Choi Hyunjoon」

K-Popで最も好きなプロデューサーであるe.oneの楽曲をなるべく網羅的に集めてプレイリストにしてみた。参照したのは「Korea Music Copyright Association」のデータベース。 データベースでは以下の名義が区別されていた。 ・e.one  └チョン・ホヒョン氏のみ参加  └チョン・ホヒョン氏、チェ・ヒョンジュン氏の両名参加 ・チョン・ホヒョン氏、チェ・ヒョンジュン氏の連名 ・チョン・ホヒョン氏個人 ・チェ・ヒョンジュン氏個人 上記のプレイリスト

感想|KISS OF LIFE - TTG:FLO'Cardboard Box'感

デビューシングル「Shhh」の、Pristin Vを思わせるつよつよレイディ感(もっとザラついた強さ?)から、ちょっと気になってきている KISS OF LIFEの皆さん。あとはTWICEが日本で流行って、そこからSIXTEENを後追いした身としては、ナッティの念願のグループデビューなのも気になるポイント。同じように「あのナッティがついに!応援したいな~」という人は結構いると思う。 2枚目のEP『Born to be XX』は表題曲「Bad News」ももちろんカッコよいの

感想|NiziU - HEARTRIS:10s後半K-Pop感、e.one感、Just the Two of Us進行

『Nizi Project』は全部観ていたものの、デビュー以降はNiziUのことをあまり追いかけてこなかった。しかしこの間、Spotifyのプレイリストで新曲「HEARTRIS」が流れてきて「ビビビッ!」と来たので、それが何ゆえか言葉にしてみたいと思う。 この曲を聴いてみてまず感じたのは、「ちょっと昔のK-Popガールズグループの曲っぽいな~」ということ。特に、Lovelyz「Wow!」や fromis_9「DKDK」、Cherry Bullet「Q&A」といった曲たちを何

XG 'TGIF' 冒頭のサンプル

サンプル Bright Lights「Vocals Sample Pack」1:07- 同じサンプルを使っているK-Popソング Rocket Punch「BOUNCY」のイントロ HyunA「I'm Not Cool」のBメロ(0:33-)

感想|Kep1er - MVSK

この曲を聴いて(厳密には歌詞の和訳を読んでみて)、かの憎き疫病によりほぼ全ての人々がマスクを着用しているがゆえに誕生した「マスク美人」なるフレーズを想起する。これは、「美人」が世間的な了解としてどうしても女性を指しがちなことにかまけて、女性に対する広義のルッキズムを補強する悪しきフレーズではあるが、「マスクを着けている時にイメージしていた顔立ちが、マスクを外した実際の顔立ちとは異なって見える」というのは、確かに実感を伴っている。 ふと、高校の現代文の授業で読んだ文章を思い出

感想|GOT the beat - Step Back

話題になっている歌詞に関する自分なりの感想。韓国語に全く明るくないため、和訳は他の方のブログから引いている。(いつか、歌詞の大意を理解できるくらいに韓国語を勉強したいと思っている。いつか...) かなるび・和訳の引用元:「そるさんの韓国語和訳ブログ」 他者に依存した自己の規定歌詞全体に通底するのは、「あなた(≒silly girl)」に対する非難。つまり「あなた」を下げることによって相対的に「私」を上げており、皮肉にも「あなた」の存在が自己を規定する柱になってしまっている。